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現代詩 <底水>

 昨日、私の住む地域も梅雨入りとなった。観測始まって以来の一番遅い梅雨入りであるらしい。梅雨入りが発表されれば、現代詩<底水>を更新しようと思っていた。今年の夏は、この詩を書いた時のような渇水とはなりませんように…。

 この<底水>は、ある大きな賞をいただいたもの。

 詩というものは、単独で発表する場所というのはあまりなく、普通は詩集という形で出版して、それがいろいろな賞の対象となる。そして、出版はもちろん自費出版だ。私は自費出版された詩集を贈呈されているうちに、それが自己満足の世界のように思えてきて、(それにものすごくお金もかかる)、それで詩を書かなくなった。そうそう、詩人は小説家や画家と違って、字の末尾に<家>ではなく<人>がつくのも、そういう自己満足の世界を表しているように私は思う。

 小説のようにストーリーがなく、感情のままに書き連ねた言葉が羅列する現代詩は、読む人には退屈なものだろう。それで「まったくPV数が伸びないなあ、まあ、しかたがない」と思っていたら、コノハナサクヤ様から、★と素敵なレビューをいただいた。コノハナサクヤ様、ほんとうにありがとうございます。これから少しずつ更新していく自信がつきました。

 さてさて、ミステリー小説『覗き見』もあと2話で<了>なり、中華ファンタジー小説『白い髪の少女・白麗』もあと何話かはわからないけれど、最終話となる日も近い。あまり自分を追い詰めずゆったりとした気持ちを心がけて、ぼちぼちと頑張ります。

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