15万字って、原稿用紙に換算すると、400枚を超えているのでしょうか。引き籠りの暗い人生を歩んできた私が、「ええい、こうなったら、小説の中で美少女となりモテまくって、そしてあちこちに旅をしよう!」という不純な考えで書き始めた小説です。
この第一部は、初めは、5万字×3章で15万字で終わる予定でした。
まあ確かに最終話に向かってはおりますが、このぶんだと、4章仕立てに変更したうえに20万字に届きそうです。
「なんで、こういうふうにダラダラと長くなるんだろう?」と思いつつも、書き続けるということが、毎日の楽しみにもなりましたので、「まあ、誰に迷惑をかける訳でもなし。これでいいや!」と開き直っている最近です。
3章仕立てから4章仕立てに変更することで、今書いている3章の<白麗、初めての恋に泣く>は、独立した1つの章にすることにしました。ということは、安心してまたダラダラと長く書けるということです。白麗と荘英の実らぬ恋の話を、ネチネチと書き込んでいきます。
この小説の粗筋を思いついた時は、美少女とロマンスグレーの地位も財力もあるおじ様との恋の駆け引きを書こうと張り切っていたのですが、(やっぱり、男は財力だ!)、若い男の子・荘英を登場させてみますと、若いっていいなあと節操なく思うようになりました。彼の裸の描写など、涎が垂れてきそうです。(笑)
現在、思いつくままにエピソードを書いていますので、ずっと(仮)をつけた<白麗、初めての恋に泣く>のまま連載しています。目途がついたところで、わかりやすく(読者さまのためではなく、書いている自分のため)エピソードの題を変える予定です。題は変わりますが、内容に変わりはありません。