第2章も終わりが見えて、ちょいちょいと書いて、数日前までは、簡単に終わらせる気でいた。それで、「おう、やっとここまで書けたか。では、途中までだった、第2章の紹介文の粗筋を、最後まで書いてしまおう」ということで書いた。最後に第3章につなげるようなことを書きたいと思い、『血で血を洗う』という言葉を使ってみた。ただ、なんとなくかっこいいからという理由で…(笑)
第1章では、初めての中華風ファンタジーに挑戦。第2章では、初めての性描写あり。そして第3章では、初めてのサイコパスな悪人を書いてみたいと思っている。しかし、いくらかっこいい思いつきでも、そのうえに『血で血を洗う』とは…。あらまあ、どうしよう。実をいうとそこまで、ストーリーは考えていないのだ。ということで、いま、台所に立っている時も、お風呂に入っている時も、ずっと『血で血を洗う』ストーリーを考えている。「なんとかなるのかなあ」「自分を追い詰めてみるのもいいか」 気持ちは揺れる、揺れる。
第3章は、今までの登場人物だけで回すつもりだったのだけど、思いつきの『血で血を洗う』のために、第2章の終わりに新しい登場人物を出して伏線を張りることにした。それで『喜蝶、荘興によって名を白麗と改める 』篇は2話で終わる予定だったのに、だらだらと書くことになってしまった。長編のだらだら連載って、ストーリー破綻&エタると、常にお友達だなあ。