家猫のノラ

ありふれた日常生活を送る高校一年生の里見志郎。 ある日、幼馴染の帰りが遅いと探しに行ったところ、炎を操る〈異能力者〉と出会ってしまう。 大切な幼馴染を助けたい。 その一心で立ち…

　町の路地裏で魔法薬専門店を営む僕と師匠。お客さんはなかなか来ず、貧乏生活の真っ最中。 「チョコレートとかクッキーとかケーキとか、そういうのが食べたいの！」 「そんな贅沢なものな…

同級生の顔を誰一人として覚えずに中学校を卒業して、青崎架月は今年の春から特別支援学校に通う高校生になった。

白い髪と火傷のような傷跡を身体に有した少女『帷』は、自身の過去の記憶を失い、さらにはどんな負傷をも回復する奇妙な不死性をも獲得していた。 彼女は『織草葵』という女性に拾われ、彼女…

人と人ならざるものの交流をテーマとした物語集です。不定期更新の予定。

20xx年、日本は謎の天変地異に悩まされていた。 河川の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。 全ての基礎が壊れ、人々の生活は荒れ果て、貧困生活を余儀…

様々な怪異を解決致します。

僕はアンリエットじゃない。 なのに執拗にアンリエット呼ばわりする人がいる。 その人は残念なことに僕の担任だ。 担任だったら僕の本当の名前知ってるだろ。 そもそもなんでアンリエット…

……ええと。んー、難しいな。 手紙なんて書いたこと、ないもんなあ。 もう明日、出発なのに……まだ三通しか書いてないや。 気の利いたことなんてなんにも思いつかないし。 ええい、もう…

夜闇に紛れて現れるばけもの「傀（くぐつ）」は、ひとを傷つけ、いのちを奪う。傀からひとを守る「傀廻し」の類いである早瀬は、ゆえあってある城を目指し、旅をしながら傀と戦っていた。 あ…

数多のヒューマノイドが銀河へ漕ぎ出してから幾星霜。 宙賊に賞金稼ぎ、殺し屋が跋扈する治安最悪の辺境惑星『ハビタット877』に、とある便利屋があった。 どんな依頼も必ず成功させる…

短編集デス

この世界には、九大災禍と呼ばれる呪いがあった。 命を吸い取る嵐である死門。死者を蘇らせ徘徊させる黄泉雲など、九つの呪いはそれぞれ独自の力を持ち、台風のように世界を周回し、人々に呪…

「剣鬼」の生涯は過酷だった。きっとそれは彼の運命だったのだろう。彼がまだ無力な赤ん坊だった頃から…幸か不幸かはさておき、彼の人生の壮絶さは、彼自身が把握しきれないほどのものであっ…

転生したタケシは少女魔道士イリアに命を救われる。だがその地バルディアは、転生者を魔獣と融合して使役魔獣へと変える異世界だった。 魔獣の戦闘力はそのままに人語を解し半自律的に戦闘…

時に、西暦2024年。今年も開催される「カクヨム甲子園」 熱意あふれる高校生の作品から、元気とやる気をいただけたら幸いです。 「カクヨム甲子園2024」の作品を読んで：ロングス…

貴方の言葉なら世界だって変えられる。 そう思えた。

大戦へ加速する、1918年(大正7年 / 民国7年)。 林 一葵《リン イークゥィ》は、日本へ行商に渡る『華僑-かきょう-』として生を受けた。排斥運動で脅威迫る日常を変える為に…

　自殺男がひとり。カイは球の内側の世界で、中心に太陽が暗く輝く世界へ――文字どおりの地獄へと落ちたものの、そこはパープルガジェットというマシンが世界の半分を動かすサイバーパンクで…

=====忙しい方向け===== ◇要するにこんなお話 正義とか倫理とか道徳とかを説教するとグーパンチをかましてきそうなヤバい女二人がヤバい事件を殺意マシマシで解決していくお話…

　行方不明を捜すうちに謎が生まれ、その謎を追うことが、新たな謎につながる。 　推理ミステリー。

高校入学の日。僕は、奇妙ともいえる二人の女子生徒と遭遇した。そのうちの一人は、ホームルームが始まる直前に教室から飛び出し、面識がないであろう僕に気軽な挨拶をして、どこかへと去って…

両親が突然失踪して病気で死んでしまい、桜はこの星でたった1人の人間になった。その病気は星中の人を死なせたのか？ 桜は発見したロボットで異世界の少年とつながり、自分たち親子の衝撃の…

表紙はこちら: https://x.com/FukasawaYoru/status/1855936365562909080 〝どんな質問にもお答えします〟――。 2033年、突…

元法医学者で現在は婦人科医として勤めている花宮燈子(かみや　とうこ)は、死体が苦手なのに刑事課の管理官に配属された空峰聖鷲(そらみね　せいしゅう)と出会う。 燈子は警察医として変…

バス停で彼女と出会う。 自分と一本違うバスで学校へ向かう彼女。 彼女と雨の日限定の交流が、僕の楽しみだった。

アメリカのUnited Onion社が開発した特殊技術がきっかけで、食べものが町中にあふれるようになった未来の日本。ラーメンで編まれたニットを着て、シューマイのイヤリングを揺らし…

　シキは知人からとある仕事を勧められて、約ひと月の間、とある旅館で働くことになる。最初から、身なりの違う男女が集められており、反応も様々。 　支配人から伝えられた『世話役』として…

『面倒事は六班へ』 それは、RAINの警察官なら誰もが知る常套句。 “雑用”も請け負う『警視庁第六班』所属の警察官 ――グレイ・アシュリー。彼はもうひとつ、 陰の“任務”を完遂…

書籍版となります、 「ルール・ブルー 異形の祓い屋と魔を喰う殺し屋」が角川ビーンズ文庫さまより【2024年2月1日発売】となっております！ 【最強に尊い！ 「推しメン」原案…

　――旅人と相棒の人とまつろわぬ者達との優しく切ない、救いを求める話。それは救いかもしれない。それは罰かもしれない。夢現の間。けれど彼は歩き続ける。 　誰かを助ける事を望む旅人と…

心霊×ミステリー×コメディ、時々シリアス これは少年と幽霊の７日間の物語。 遅刻常習犯で赤点王の高校生 崎山 真（さきやま まこと）の前に突然現れた一風変わった謎のサムライ…

BLoveチャンネルで朗読動画になりました！ 【BL動画】積極的にアプローチをする相手の正体は……【BLoveチャンネル】 https://youtu.be/zTauxxM3Yr…

時は二十一世紀も終わりかと言う頃、高度に洗練された超技術社会は終わりを迎えた。 突如襲来した敵性侵略生物は先端技術を無効化したのだ。 二十世紀の伝説、零式艦上戦闘機よ。今再び大…

地球に限りなく近いとされている星・シャングリラに、移住計画の一端としてやってきた宇野。しかし墜落事故に遭ってしまい、偶然生き残っていた少年・七星と二人、遠い星に残されてしまう。 …

　甘利梨子は、ゲーム理論と言う経済の講義中に、自作のミステリー小説を書いていた。そして、梨子はそのミステリー小説の原稿用紙をうっかりその講義室に忘れてきたことに気が付く。梨子は急…

「人間」と「モンストルム」。魔法を使用する多くの者と、魔法を生まれつき使えず、代わりに黒き異形「ピーズアニマ」を持つ者達が存在する世界。モンストルムの少年、ルークスは母の死をキッ…

カス野郎の異名を持つクズ盗賊である主人公は迷宮に殺された。しかし気付いた時には死ぬ一歩前まで死に戻りしていた。踏破不可能と言われた迷宮を死に戻りで攻略するウィザードリィ風冒険譚。…

私はインタビューを開始した。ずっとずっと心にひっかかっていたからだ。 何があったのか？私がやったのか？単純な興味が狂気に繋がる。 真実は何なんだ？小さくつまらない真実が見えてい…

うちの社長がプライベートでやらかして逮捕され、ほかの従業員たちは逃げ出し、私だけが逃げ遅れてしまい職場に取り残されました。 私は「弊社の社長が逮捕されまして」と顧客に頭を下げ、社…

その日、中学三年生の僕は、人を殺した。 誰にも頼れない。バレてはいけない。これから一人ぼっちの戦いが始まる。 きっと大丈夫。上手くいく。お兄ちゃんなんだから。 犯人視点から描く…

彼の物語は推理と恋愛が交錯した物語、と呼ぶことが出来るでしょう。市立羽場高校二年五組出席番号九番の彼は無風部という部活に入り、様々な謎を解決し、多種多様な人間関係を作っていきまし…

「名探偵」に憧れるどこにでもいる小学6年生、森透。そんな彼のために幼なじみの華が結成した、「横川小探偵団」。しかし、集まったのは一癖も二癖もある個性的なメンバーばかり……。ひょん…

占いをこよなく愛する柴剣太郎はある日、幼馴染の山根小冬が購買で何か揉めているところを目撃する。 どうやらお気に入りのパンが販売中止になったようで……？ その日の放課後、剣太郎は先…

５つの人格を持つ猟奇殺人犯―― その脳機能の解明を進める超常現象研究所が災厄に見舞われていく。 「江戸川乱歩賞」１次予選通過作

東雲(しののめ)舞。彼女はクラスではミステリーオタクとして有名だ。僕は学校で起きた不思議な事件を東雲に相談する。彼女なら解いてくれると信じて。 ※2024年5月10日に週間ミス…

めんどくさがり屋の高二女子が日記を書いています！ ゆる〜い気持ちで覗いていって下さい(*'▽'*)コメント、じゃんじゃんお待ちしておりまーす笑笑 結構話数が嵩んできたので、好きな…

異常なほどに忘れっぽい高校生の少女は何もかも忘れてしまう。 普通に生活するための行動さえも思い出せない。 そんな彼女はある日中学の同級生と偶然再会し――――

　ミステリ好き、独り好き、目立つこと嫌いの速水弥はいつも通り放課後に市立図書館に籠っていると、同じクラスの美少女、樋口彩里に声をかけられる。 　弥は中途半端に拒絶するが、彩里は妙…

高校の文芸部に一人だけ所属する二年生の遥。美貌の彼女目当てに入部した怜音だったが、打ち解けていくうちに遥からある悩みを聞かされる。「私、人に共感することができないの—」 その告白…