@hyakuenbunko
2022年8月26日に登録

エッセイ・ノンフィクション
詩・童話・その他

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2022年9月18日
第4話　ゴールキーパー（転ばぬ先の杖）
第4話　ゴールキーパー　冬はスキー部、夏はサッカー部だった。　卒業記念のパネル写真では、ヤラセの横っ飛び！　サッカーは走る競技だが、足でボールをコントロールするほか、上手に滑ることや転倒することも求められる。　とくにゴールキーパーは、上手に落下できなければ怪我にもつながる。 https://kakuyomu.jp/works/16817139559061713416/episodes/16817139559095364437
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2022年9月18日
🧴　「ハイボール」で思い出した。
　　恩師作の〈レモンたっぷり〉ハイボール弟子らはジュースと揶揄したるかな（医師脳）　先生のお気に入りは、レモンをたっぷり絞ったハイボールだ。「こうすると二日酔いしない」というのが口癖。そこで弟子たちは、先生がトイレに立つすきを狙って、サントリーオールドを継ぎ足す。「濃いなぁ」　戻ってきた先生は、笑いながら話をつづけた。　結局、レモンの二日酔い防止効能は確認できずじまい。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558308749604/episodes/16817139559083839245
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2022年9月17日
🎿『転ばぬ先の杖』⚽をはじめました
高齢者は転びやすい！自称「爺医」の私だが、半世紀余り前は若い医学生だった。　さらに冬は〈弘前大学医学部スキー部員〉でもあり、合宿所から試験を受けに行くなど……それは超多忙だった。「年度末試験だけは滑らないように！」と、先輩から冷やかされたものだ。　競技スキーとして、アルペンだけでなくノルディックもやらされた。　書斎の壁に飾られた卒業記念のパネル写真には、１５キロレースのゴールを前に（鼻水と涎をたらしながら）滑る勇姿（？）が残っている。 https://kakuyomu.jp/works/16817139559061713416
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2022年9月17日
第35話　長男の四十八歳の誕生日けふ。若き産科医たりし日々よみがへる
　医学生だったころ酒の席で、公式庭球部の先輩医師からデタラメな都市伝説を聞かされ、産科婦人科への入局を勧誘された。「医者は自分の専門領域の病で死ぬ！」　私が産科医になったホントの理由（わけ）は、そんな話を真に受けたわけからでもなければ、二次会でキャバレーに連れて行ってもらったからでもない。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558822231242/episodes/16817139559056079271
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2022年9月17日
４６歳のころの記憶が…。
〈Doctor Wax〉　「注射っこも、一本打ってけねべが?」　こう言って外来で粘るお年寄りが、若いころ勤務していた郡部の病院にはよくいたものである。　薬よりも注射の方が早く治ると信じての言葉であろう。　当然、注射をしてくれる先生の人気は高く、注射が不要であることを時間をかけて説得する若い医者の評判はよくなかったことを思い出す。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558308749604/episodes/16817139559049187936
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2022年9月16日
第33話　「延期」とふＩＯＣの決定に金と政治の見え隠れせり　KADOKAWA騒動で、二年以上前の原稿を読み直す。
第33話　「延期」とふＩＯＣの決定に金と政治の見え隠れせり　KADOKAWA騒動で、二年以上前の原稿を読み直す。　　　　　📰 　東京２０２０は延期になったが、名称は（２０２１とならず）２０２０のままらしい。　すでにCOVID-19がパンデミックとなり、終息など見通せない今となっては、無責任な楽観的先送りでしかない。　…と思う。　確かに「オリンピック中止」は莫大な損失をうむだろう。　…かと言って（追加費用をあてて）延期した末の中止という最悪のシナリオだけは絶対に避けたい。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558822231242/episodes/16817139559014266411
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2022年9月15日
「カヨさんとローバさんに、三枚づつあげてちょうだい！」
大喜利風に…。「山田君！　座布団もってきてちょうだい」「カヨさんとローバさんに、三枚づつあげてちょうだい！」カク！　ヨム！　ワラウ！　の三段活用 https://kakuyomu.jp/works/16817139558822231242
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2022年9月15日
第47話　長寿化し『めでたい』と言ふしかすがに『ボケたくはない、老いたくもない』
　聴診器をはずして「いい音だ！」と断じる。　百寿の婆さんは「なかなかお迎え来なくて…」など宣う。「向こうも混んでるらしいから順番待ちだって…」と両手で握手をする。　老いの会話に満足したように、なぜか「また来年」と車椅子をこいで診察室を出ていく。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558973764719
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2022年9月14日
第22話　顔みれば「シニア二枚」が効く寄席に免許証まで添えるは野暮なり
東京は雨だった。　濡れないように、新宿三丁目駅まで地下鉄を利用し、伊勢丹デパ地下で弁当を買ってから地上へ出た。　末廣亭の前は、既に高齢者の行列。　窓口で「シニア二枚」と、前の夫婦に倣って叫んだら、おつりが600円もきた。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558822231242/episodes/16817139558955650256
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2022年9月14日
第46話　目に余る「問題行動！」と切り捨てし専門家気取りの言動をうれふ
　年のせいか、介護のベテランを自認する方々が口にする「問題行動」という（上から目線の）響きが気になる。　介護者が困るからといって「問題行動！」と切り捨てるのは如何なものか？　ボケ老人の心に寄り添うことを「きれいごと！」と断じてよいのだろうか？ https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558936275122
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2022年9月14日
第20話　この媼は壊れしタイムマシンにて母でも娘でも変幻自在
　ある時は、子供に食事を作る母親に…。　ある時は、母に甘える少女に…。　壊れたタイムマシンでは、行きたい〈時〉を選べず、機械まかせに〈時をさまよう〉だけ…。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558822231242/episodes/16817139558921674906
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2022年9月13日
第18話　「ハピィバースデイ」のメールに添へむと秋桜の構図に悩みスマホを回す
「ハピィバースデイ」のメールに添へむと秋桜の構図に悩みスマホを回す（医師脳）　風に揺れる秋桜をアップで撮ろうと苦労しての一首。　長男の嫁へのメールです。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558822231242/episodes/16817139558912680220
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2022年9月13日
第45話　白露の候に予期せぬ西瓜の五個生れり。縞みごとなれど径は五センチ
　６月頃（物置を整理していて見つけた）古い種をプランターに植えた。　双葉が出て、本葉が茂り、蔓が伸び始める。　どうやら一昔前に「おいしい」と食べた西瓜の種だったらしい。　◇黄色い花が咲き、ミニチュアの西瓜となった。「まだまだおがるはず…」と肥料をやり、実が傷まぬように古い簾を敷いたり、と手塩にかけて待った。　…が既に白露の候。「最早これまで」と泣く泣く収穫した。　見た目は、縞もくっきりと立派な〈縞王〉である。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558898945931
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2022年9月12日
第44話　草の露白き候なり我が庭に小さき花ども競ひて咲けり
　白露の候、朝夕の涼しさが際立ち、庭草に露を結ぶ本格的な秋である。　これから秋の深まりにつれ、秋の七草（萩、桔梗、葛、藤袴、女郎花、尾花、撫子）も咲くだろう。　五七五調で「ハギ・キキョウ、クズ・フジバカマ、オミナエシ、オバナ・ナデシコ」と読む。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558860764824
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2022年9月12日
『爺医の矜持』に１話〈口腔ケアのすゝめ〉を追加しました。
『口腔ケアのすゝめ』「食べてすぐ寝ると牛になるヨ！」と、幼いころ躾（しつけ）に使われた言葉が今や高齢者の肺炎予防に。　……と言っても（新型コロナウイルス感染症ではなく）誤嚥性肺炎のことである。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558245964141/episodes/16817139558872978741
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2022年9月12日
『津軽から気仙へ』　１０話までアップしました。
「ケセンすこや化プロジェクト」と銘打って、岩手県立高田病院における診療応援を１年余り続けることにした。ちなみに、ケセンとは陸前高田市を含む気仙地域のことである。当初の予定では、婦人科検診を中心に婦人科診療を行うため医療機器などの搬入準備を進めていたが、岩手県庁の医療局から婦人科診療の許可が下りず困っている。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558784943576
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2022年9月11日
『カヨさんの社会学』に触発されて・・・。
『カヨさんの社会学』 https://kakuyomu.jp/works/1177354055214089535 カヨさんへメッセージを続けているうちに、パソコンが学習してしまい、「＞＞＞」と打てば「＞＞＞カヨさん」が予測変換されてしまう。『Haiku物語　🍃』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054919051578 …ということで、思いついたのが『老いの繰り言』という読者参加コーナー。 https://kakuyomu.jp/my/works/16817139558822231242 眼鏡さがしパソコンで書きお互ひに読み褒めあふが老いの楽しみ（医師脳）生存の証にせむと書き綴る団塊世代は今も青春（医師脳）
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2022年9月11日
『老いの繰り言』が始まってます！
短歌もどきに老いの繰り言。どうぞ洒落た合いの手を入れてください。大喜利風に…。「山田君！　座布団もってきてちょうだい」 https://kakuyomu.jp/works/16817139558822231242/episodes/16817139558822367875
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2022年9月11日
第43話　『カクヨム』の我が拙文をも読みたまふ広き心の友ありがたし（医師脳）
　８月２６日に始めたばかりの『カクヨム』を、このまま続けてよいものやら…ちょっと気になる。　知人のメッセージ「オリンピック案件とカクヨム活動は一線を画すということで、本当によろしいの？」を読み、妙な正義感がくすぶりだした。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558819511552
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2022年9月10日
『タバコフリーで震災復興』
https://kakuyomu.jp/works/16817139558781685779/episodes/16817139558782922562 2012年９月５日、市長定例記者会見で「タバコフリー・イン・陸前高田」が発表された。「陸前高田の次代を担うこどもたちとともに、新しいまちづくりを考えるいま、健康な未来をかけて、水と空気のきれいなまちづくりを目指すタバコフリー社会の実現を、全国に先駆けて提唱します。」
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2022年9月10日
『津軽から気仙へ』公開！　とりあえず２話まで。
『津軽から気仙へ』「ケセンすこや化プロジェクト」と銘打って、岩手県立高田病院における診療応援を１年余り続けることにした。ちなみに、ケセンとは陸前高田市を含む気仙地域のことである。当初の予定では、婦人科検診を中心に婦人科診療を行うため医療機器などの搬入準備を進めていたが、岩手県庁の医療局から婦人科診療の許可が下りず困っている。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558784943576
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2022年9月10日
『医療で震災復興』公開
２０１５年、河北新報に掲載されたものですが、老いの思い出語りとしてお読みいただければ幸いです。なお、当時と状況が変わっておりますこともご了承ください。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558781685779
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2022年9月10日
第42話　〈ユンボ〉とふ重機の動きおもしろく解体現場を離れ得ざりき（医師脳）
　プロの仕事は見ていて飽きない。　段取りがイイのだ。　私たち素人なら、ユンボの力に任せて気分よく一気につぶすだろうに…。　後で分別する手間を考えるプロは、最初から廃材の種類ごとに取り出し山にする。　と、タイミングよく運搬用ダンプが来て、分別済みの山から廃材を積み込む。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558781048376
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2022年9月10日
「JOYZ2AK-FM。こちらは陸前高田災害FMです。周波数80.5MHzでお送りしております。」
『がんばっぺし！　高田病院』 https://kakuyomu.jp/works/16817139558308749604/episodes/16817139558595745597 　地元のミニFM局も、情報を流してくれた。「JOYZ2AK-FM。こちらは陸前高田災害FMです。周波数80.5MHzでお送りしております。次は、医療施設からのお知らせです。県立高田病院では、クィーンズクリニックの診療を始めました。対象は、更年期障害でお悩みの方、子宮ガン検診やピルなどをご希望の方、そのほか女性特有の悩みをお持ちの方などです。予約制でゆったり診療しますので、受診をご希望の方は高田病院まで御連絡ください」　婦人科を標榜できないため、内科のなかにクィーンズクリニックという窓口を作ったのだ。
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2022年9月9日
『もりおかなう』の１１２話すべてがアップ完了しました。
お時間のあるとき、一気読みもおすすめです。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529 あすからは『詠み書きステト』に全力投入します。４１話公開中！ https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680
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2022年9月9日
妻と対きベランダにて飲む珈琲よろし昔語りに虫の音添ひて（医師脳）
　我が弘前は「珈琲の街」だと聞く。　〈弘前は珈琲の街です委員会〉によると「藩士の珈琲」なるものがあるらしい。　―「１８０７年（文化４年）幕府の命で北方警備のため、弘前藩士が蝦夷地の宗谷岬周辺に赴いた。そこで多くの藩士は厳冬下、ビタミン不足のため浮腫病で亡くなった。（中略）１８５５年（安政２年）に再び藩士たちは蝦夷地の警備に赴き、このとき浮腫病の予防薬として珈琲の配給がされた」―と言う。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558745874368
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2022年9月8日
一尋を地球の歴史と見立てれば文明史とは爪先ほどなり（医師脳）
「両腕を広げ、右手の指先を地球の誕生に左手の指先を現在とすれば、右手首から左手首くらいまではバクテリアの時代。そして恐竜は左手の平あたりで登場し、人間は左手の爪先くらいになります」―。地球破壊を続け「万物の霊長」などと思いあがる我ら人間に反省の一首。　　一尋（ひとひろ）を地球の歴史と見立てれば文明史とは爪先ほどなり https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529/episodes/16817139558728786177
2022年9月8日
天を衝く怒髪なぞなき老いの身は自宅でカットが相応なるらむ（医師脳）
　東日本大震災後に気仙地域で医療支援をしていた頃…近くに床屋などないので五年位ご無沙汰した。　だからと言って、伸ばし放題にしていた訳でもない。　電動バリカンを使って、鬚（あごひげ）髭（くちひげ）髯（ほおひげ）から側頭部まで、６ミリで一気に刈り上げる。頭頂部だけは、２センチで適当に薄毛隠しとする。　自分では刈りにくい後頭部も、困るほどは生えてこなかったし…。　　天を衝（つ）く怒髪なぞなき老いの身は自宅でカットが相応なるらむ https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529/episodes/16817139558579491466
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2022年9月8日
ハンドルを握りて無事故の半世紀に感謝をしつつ愛車と決別（医師脳）
　令和元年十二月二十六日、レガシィから御守りをはずし、さらに運転免許証も神棚の脇へおさめて唱えた。「運転仕舞いに致します」　その経緯を語れば…。「晩節を堅持するうえで、高齢者が原因の交通事故は侮れない」と考え、二月末の運転免許証の更新はやめた。　ついでにレガシィも手放した。　　ハンドルを握りて無事故の半世紀に感謝をしつつ愛車と決別 https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529/episodes/16817139558576582439
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2022年9月8日
月曜の日の出を待ちて旅立ちし老女の笑みに阿弥陀が宿る（医師脳）
　四冊の年報を並べて見ると、年ごとに家族と施設との信頼関係が増したと思う。「最期までお願いします」と頼まれれば爺医も頑張ってしまう。　昨年のことだが、（休日を避け）施設長の出勤に合わせたかのように旅立ったお婆さんの顔を思い出す。　熱心に介護を続けた親孝行な家族のため（余計なこととは思いながらも）死亡診断書に添えてしまった一首。　　月曜の日の出を待ちて旅立ちし老女の笑みに阿弥陀が宿る https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529/episodes/16817139558576467409 （２０２００１２０）
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2022年9月8日
第40話　ブログにもランキングあり気にせぬと思えど気になる団塊世代は
９月８日の『一日一話』 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558707828798
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2022年9月7日
いろいろとお騒がせな東京五輪
第96話　夢の東京五輪（２０２１０３０１） https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529/episodes/16817139558682459779
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2022年9月7日
コレクション『年を取ると記憶は一枚の画に近づく』　R70
目に余る「問題行動！」と切り捨てし専門家気取りの言動や問題（医師脳）　介護者が困るからといって「問題行動！」と切り捨てるのは、そろそろやめにしましょう。　ボケ老人の心に寄り添うことを「きれいごと！」と断じていいのでしょうか。　明日は我が身です。 https://kakuyomu.jp/users/hyakuenbunko/collections/16817139558511788852
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2022年9月6日
『もりおかなう』 112話で終了
盛岡暮らしの思い出『盛岡タイムス』連載 https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529 医師脳
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2022年9月6日
新規コレクション『コラムニスト心得』
　　妻とふたり健康保険と年金の手続きのため市役所に来ぬ（医師脳）　窓口で説明を受けているうち少しずつ〈無職〉の老いの身を痛感させられる。「いざとなったら医師免許証は使えるのだから」と強がってはみるものの……。　そこで捻りだしたのが新しい肩書――（心得）付でも憧れの〈コラムニスト〉である。　コラムニストなら、ボブ・グリーン。　さっそくアマゾンで検索し、新品のなかから最安値のものを発注！　ところが宅急便で届いたのは、講談社英語文庫『CHEESEBURGERS』だった。「ボケ予防になるだろう」と負惜しみで辞書を取り出す。英文の意味は取れても話のツボが分からぬまま読み進む……。『Cut』野球チームをクビになった少年時代の悲話は心に響いた。　そして自分の悲話二題も思い出す。　青森市立橋本小学校に通っていた頃、クラスごとに野球チームがあった。「今日も打たせてもらえなかった」と母に話した翌朝、４枚の小座布団が入った袋を持たせられた。四角形３枚のほかに（ホームベースのつもりの）五角形を、夜なべで作ってくれたのだろう。「ゆきおのおかあさんはスゴイな！」とチームメートは喜んだが、レギュラーで打った記憶はない。　医者になってからは、大学病院の医局対抗野球チームに（女医さん以外は皆）入れられた。胸に〈OB & GYN〉のユニフォーム姿で、バッターボックスに立つ。「曲げてやれ！」と後ろでキャッチャーが怒鳴る。――サインは出さないの？「カーブは打てない」と、ハナから読まれていたのだ。それでも数年間は「８番ライト中村君」を続けられた。　誰にだって得手不得手はあるだろう。「医者でコラムニスト」なんていう人生も悪くはないぞ！ #1　『詠み書きステト』 #2　『爺医の一分』 #3　『老風満帆』 #4　『もりおかなう』 https://kakuyomu.jp/users/hyakuenbunko/collections/16817139558634321117
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2022年9月6日
『詠み書きステト』の在庫一掃！
書きためたものを全てアップしたので、あすからは文字どおり「一日一話」の自転車操業です。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680
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2022年9月5日
改めて『詠み書きステト』のご紹介！
詠み書きステト https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680 　―詠み― 　七十歳の手習ひなるや歌の道つづけてかならず辞世を詠まむ（医師脳）　―書き― 　令和四年七月三十一日、またしても何を思いつめたのか、１２８３首目の短歌に駄文を綴り「一日一編！」と始めた。　―ステト― 　ステト……とは？　ドイツ語「ステトスコープ」を略して、業界人は聴診器を「ステト」と言う。　最近は（若い頃に使っていた物より）高性能な神器に頼っている。　―医師脳― 　いしあたま……とは？　広辞苑を引くと―― いしあたま【石頭】　①石のようにかたい頭。　②考え方がかたくて融通のきかないこと。また、そういう人。――と、ある。いしあたま【医師脳】は、私の造語だから、辞書を引いても載っているはずがない。　まっ、洒落のつもりなのでよろしく。　　　　　＊　というのが、一応の事情説明である。
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2022年9月5日
処暑の候
青空には入道雲まで…。デジタル歌集『時をただよふ』 https://kakuyomu.jp/my/works/16817139558371865801
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2022年9月5日
新規コレクション『吾輩は杖である』
#1　『吾輩は杖である』 #2　『虚構　エイチ病院』 https://kakuyomu.jp/users/hyakuenbunko/collections/16817139558596285882
2022年9月5日
２話、思い出しました。〈佞武多つれづれ〉〈がんばっぺし！　高田病院〉
『でぃめんしあ』 https://kakuyomu.jp/my/works/16817139558308749604
2022年9月4日
候は処暑、遅ればせながらの西瓜五個。縞みごとなれど五センチ大では
２０２２・０９・０４面白半分で植えた種から西瓜五個！『時をただよふ』 https://kakuyomu.jp/works/16817139558371865801
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2022年9月3日
『詠み書きステト』のレイアウトを改良しました。
新聞のコラム用だったのを、スマホで読みやすく…と替えました。内容は変わりませんが、ぜひお試しください。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680
2022年9月3日
『もりおかなう』の表紙
盛岡暮らしの思い出『盛岡タイムス』連載 https://kakuyomu.jp/works/16817139558514911529
2022年9月3日
コレクション『年を取ると記憶は一枚の画に近づく』
「老いはてて彼も汝も誰か薄れ去りいずれ消ゆらし吾の誰かさへ」―。　認知症と言えば、むかし誰かの本で「年を取ると記憶は一枚の画に近づく」と読んだ気がする。あるいは、誰かの話だったかもしれないが思い出せない。いずれにしても、記憶の老年変化についてだった。　◇テレビのマラソン中継などで「縦一列に…」という表現を耳にする。画面には、大勢の選手が前後にぴったりと続いて走っている。すぐ抜けそうなのにと思うが、バイクカメラに切り替わると数十メートルも間隔があったりする。レンズのマジック。―アナウンサーの乗る中継車には望遠レンズのカメラが搭載されており、これで先頭から後続の選手を撮影すると距離感がおかしくなるのだ。　◇二十歳の時に人生を振り返る１年間と、古希過ぎてから思い出す青春の１年間が同じ長さではないはず。「光陰矢の如し」というが、時の流れは老若男女に皆等しい。つまり、実際の速さではなく、個々の感じ方である。極超望遠レンズで現在から７０年間を振り返れば（一年毎の幅など誤差範囲、と言うか）前後が入れ替わるのは当然だろう。　◇こういうことを誰かが「年を取ると記憶は一枚の画に近づく」と言ったのではないだろうか、と愚考してみた。 #１『でぃめんしあ』 #２『コクリツ病院は永遠に（R-70）』 #３『爺医の矜持』 https://kakuyomu.jp/users/hyakuenbunko/collections/16817139558511788852
2022年9月2日
コレクション『コロナ禍に愚考す』
三部作、公開中。ドンネルの男国難来たる〈新コロ〉と語る https://kakuyomu.jp/users/hyakuenbunko/collections/16817139558318918731
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2022年9月1日
コクリツ病院は永遠に
老いの昔語りです。 ――「文部教官」から「厚生技官」へと――　医学部を卒業した後も、大学病院に籍を置き、文部教官として生きてきた。ところが次期教授選に先輩方が乱立し、結果は総崩れ。映画の白い巨塔を見るように、私も45歳で第二の人生を目指した。 https://kakuyomu.jp/my/works/16817139558448541518
2022年9月1日
タウン誌『月刊弘前』に掲載されました。
コラムニスト（心得） https://kakuyomu.jp/works/16817139558257598203/episodes/16817139558418251021
2022年8月31日
『でぃめんしあ』へ、更に１話たしました。
〈天の磐戸〉 https://kakuyomu.jp/works/16817139558308749604/episodes/16817139558424481852
2022年8月31日
『でぃめんしあ』に、もう２話を追加しました
〈タカラジェンヌ〉 https://kakuyomu.jp/works/16817139558308749604/episodes/16817139558423436095 〈怒髪天を衝かず〉 https://kakuyomu.jp/works/16817139558308749604/episodes/16817139558423904427
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2022年8月29日
虚構　エイチ病院
章立てに組みなおしました。

医師脳

第4話 ゴールキーパー（転ばぬ先の杖）

🧴 「ハイボール」で思い出した。

🎿『転ばぬ先の杖』⚽をはじめました

第35話 長男の四十八歳の誕生日けふ。若き産科医たりし日々よみがへる

４６歳のころの記憶が…。

第33話 「延期」とふＩＯＣの決定に金と政治の見え隠れせり KADOKAWA騒動で、二年以上前の原稿を読み直す。

「カヨさんとローバさんに、三枚づつあげてちょうだい！」

第47話 長寿化し『めでたい』と言ふしかすがに『ボケたくはない、老いたくもない』

第22話 顔みれば「シニア二枚」が効く寄席に免許証まで添えるは野暮なり

第46話 目に余る「問題行動！」と切り捨てし専門家気取りの言動をうれふ

第20話 この媼は壊れしタイムマシンにて母でも娘でも変幻自在

第18話 「ハピィバースデイ」のメールに添へむと秋桜の構図に悩みスマホを回す

第45話 白露の候に予期せぬ西瓜の五個生れり。縞みごとなれど径は五センチ

第44話 草の露白き候なり我が庭に小さき花ども競ひて咲けり

『爺医の矜持』に１話〈口腔ケアのすゝめ〉を追加しました。

『津軽から気仙へ』 １０話までアップしました。

『カヨさんの社会学』に触発されて・・・。

『老いの繰り言』が始まってます！

第43話 『カクヨム』の我が拙文をも読みたまふ広き心の友ありがたし（医師脳）

『タバコフリーで震災復興』

『津軽から気仙へ』公開！ とりあえず２話まで。

『医療で震災復興』公開

第42話 〈ユンボ〉とふ重機の動きおもしろく解体現場を離れ得ざりき（医師脳）

「JOYZ2AK-FM。こちらは陸前高田災害FMです。周波数80.5MHzでお送りしております。」

『もりおかなう』の１１２話すべてがアップ完了しました。

妻と対きベランダにて飲む珈琲よろし昔語りに虫の音添ひて（医師脳）

一尋を地球の歴史と見立てれば文明史とは爪先ほどなり（医師脳）

天を衝く怒髪なぞなき老いの身は自宅でカットが相応なるらむ（医師脳）

ハンドルを握りて無事故の半世紀に感謝をしつつ愛車と決別（医師脳）

月曜の日の出を待ちて旅立ちし老女の笑みに阿弥陀が宿る（医師脳）

第40話 ブログにもランキングあり気にせぬと思えど気になる団塊世代は

いろいろとお騒がせな東京五輪

コレクション『年を取ると記憶は一枚の画に近づく』 R70

『もりおかなう』 112話で終了

新規コレクション『コラムニスト心得』

『詠み書きステト』の在庫一掃！

改めて『詠み書きステト』のご紹介！

処暑の候

新規コレクション『吾輩は杖である』

２話、思い出しました。 〈佞武多つれづれ〉 〈がんばっぺし！ 高田病院〉

候は処暑、遅ればせながらの西瓜五個。縞みごとなれど五センチ大では

『詠み書きステト』のレイアウトを改良しました。

『もりおかなう』の表紙

コレクション『年を取ると記憶は一枚の画に近づく』

コレクション『コロナ禍に愚考す』

コクリツ病院は永遠に

タウン誌『月刊弘前』に掲載されました。

『でぃめんしあ』へ、更に１話たしました。

『でぃめんしあ』に、もう２話を追加しました

虚構 エイチ病院

第4話　ゴールキーパー（転ばぬ先の杖）

🧴　「ハイボール」で思い出した。

第35話　長男の四十八歳の誕生日けふ。若き産科医たりし日々よみがへる

第33話　「延期」とふＩＯＣの決定に金と政治の見え隠れせり　KADOKAWA騒動で、二年以上前の原稿を読み直す。

第47話　長寿化し『めでたい』と言ふしかすがに『ボケたくはない、老いたくもない』

第22話　顔みれば「シニア二枚」が効く寄席に免許証まで添えるは野暮なり

第46話　目に余る「問題行動！」と切り捨てし専門家気取りの言動をうれふ

第20話　この媼は壊れしタイムマシンにて母でも娘でも変幻自在

第18話　「ハピィバースデイ」のメールに添へむと秋桜の構図に悩みスマホを回す

第45話　白露の候に予期せぬ西瓜の五個生れり。縞みごとなれど径は五センチ

第44話　草の露白き候なり我が庭に小さき花ども競ひて咲けり

『津軽から気仙へ』　１０話までアップしました。

第43話　『カクヨム』の我が拙文をも読みたまふ広き心の友ありがたし（医師脳）

『津軽から気仙へ』公開！　とりあえず２話まで。

第42話　〈ユンボ〉とふ重機の動きおもしろく解体現場を離れ得ざりき（医師脳）

第40話　ブログにもランキングあり気にせぬと思えど気になる団塊世代は

コレクション『年を取ると記憶は一枚の画に近づく』　R70

２話、思い出しました。〈佞武多つれづれ〉〈がんばっぺし！　高田病院〉

虚構　エイチ病院