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妻と対きベランダにて飲む珈琲よろし昔語りに虫の音添ひて(医師脳)

 我が弘前は「珈琲の街」だと聞く。
 〈弘前は珈琲の街です委員会〉によると「藩士の珈琲」なるものがあるらしい。
 ―「1807年(文化4年)幕府の命で北方警備のため、弘前藩士が蝦夷地の宗谷岬周辺に赴いた。そこで多くの藩士は厳冬下、ビタミン不足のため浮腫病で亡くなった。(中略)1855年(安政2年)に再び藩士たちは蝦夷地の警備に赴き、このとき浮腫病の予防薬として珈琲の配給がされた」―と言う。

https://kakuyomu.jp/works/16817139558242256680/episodes/16817139558745874368

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