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ドラノベコン、対策会議篇


 別に会議でもないし、「篇」といっても次は結果報告だけになるはずなので続きがある訳でもなく。まあ、なんとなく、ノリで。

 気付いたらもう残り一か月を切っていたので、そろそろ本腰入れて「書く」ことを意識して進めていかないとなぁ、と思い。意思表明的な。
 それから、「これこれこのような準備をしております」と提示して、一か月後にどうなったのか、その答え合わせをしたい、的な。軽い気持ちで用意出来るエンタメのご提供です。
 あとはまあ、ごちゃごちゃしている頭の中身を整理するために。本当にごちゃごちゃしている。一つ一つ取り出して、羅列していこう。

 まず、ドラノベコンについて。
 たぶん毎年開催している。毎回応募しようとして、結局ちゃんと応募できたのは1,2回だったのでは。もう記憶がない。今を生きている。

 今回は「長編部門(10万字以上)」の他に、3つのテーマがある「中編部門(2万字以上、6万字以下)」がある。いずれも未完結でも良いらしい。

 長編はさておくとして、中編部門の3つのテーマについて。

 1.求道者
 2.ファンタジー×SF
 3.旅と相棒と奇跡

 どれも個人的にそそられるテーマであるので、特に考えることに苦労はなかったのだけども。懸念点がいくつか。

 まず、これらは重複してもいいのか? という。まだ確かめてないのでわからないが、応募時点での選択肢は「長編or中編」で、中編からさらに選んで応募、という感じでなければ、まあ大丈夫かなぁ、という。
 現状、「求道者」について考えていると、「旅の相棒」がセットになってきて、「旅」について考えていると、その目的として「求道者」的なニュアンスが出てくる……。それから「SF」の方も、気付けば「相棒との二人旅」になっていた。
 まあテーマを設定して応募、でないのなら、あとは運に任せるのみ。でもいちおう、「どのテーマか」は意識して書くつもりではある。

 懸念2。どの程度SFであればいいのか?
 執筆にあたってのキーワードの中に「スペースオペラ」とあるから、たぶんそこまでガッチガチの、リアル科学に基づいたSFでなくても……いいんだろうか。わんちゃんロボット出ればSFと言い張れるか?
 こればかりは投稿されてる作品をチェックしてみないと分からないが、既にやることは決まってるので今さら方針転換も出来ない。もっと先に下調べすべきだった。
 SFといえば科学。リアル科学知識も多少は必要になるだろうか。そこがいちばんのネック。

 懸念3。特に明言されていないけど、このコンテストって「異世界ファンタジー」限定なのか。
 まあ出版されてる作品を見ればおのずと分かるのだけど。まあ……。いっか。



 さて。
 思うに、長編部門が実力試験だとしたら、中編部門は「書類審査」みたいなイメージになるのではないか。
 あえていうまでもなく長編は10万字、完結必須でなくても「1冊として出版できる」内容が求められる。どう審査されるのかは想像するしかないけども、いちおう「最後まで読んだうえで判断される」とするなら、序盤ゆったりでも後半にどんでん返しとかしたりして、「全体」として面白ければ文句なし。構成、描写等々、作家の能力とアイディア全体で評価される……と、思う。
 10万字を書くこと自体が容易ではないが、こちらも全力で挑むべき部門。まあ既存のものを投稿するぶんには楽かもしれないけど、それはそれで読者選考的な部分がネックになるのでは。
 カクコンと違って読者選考が全てではない(と思いたい)が、既に10万字越えのものをエントリーしても、選考の集計はそこから。既に人気があって継続してPVが入ってるならまだしも、完結して動きがない作品はPVが獲得しづらいのでは。一方で、今回新たに投稿されたものは、ここから入るPVが全て選考に影響してくる。どっちもどっちだけど、まあ自分にはあまり関係ない。

 一方、中編は「ちゃんと見てくれる(たぶん)」長編と違って、もっとシビアな世界なのではないかと思う。あくまで予想だけども。
 文字数的にはハードルが低いのだが、最後まで見せずに「ちゃんと面白い」ことを証明しないといけない。期待させる内容を提示しないといけない。ある意味、今のウェブ小説世界を体現したような……「最初から読者を引き込む」ものが求められているのではないか。
 最後までちゃんと読んでくれれば面白いから……という言い訳が出来ない。最初から面白く、今後も期待させる企画であること。それを魅せるという意味で、書類審査。最後まで書ききる、まとまりのある作品を書ける能力とは別な、「面白い」を魅せる能力……そういう実力が審査される、みたいな。
 難しく考えすぎかもだが……。単純に受賞作には担当者がつくことを前提として、特定なものを描けるフレッシュな才能を求めているのかも。表現力とかは微妙でも、これから伸ばしていけばいい、とにかく面白いアイディアを出せて、ある程度の実力のある作家を発掘する……的な。

 まあ、審査基準とかは考えても仕方ないか。やれることをやるしかないけども。とりあえず、もうちょっと中編について意識すべき部分をピックアップしておく。

 文字数少ない、やったー、とぱっと見は思える中編部門だけど、「実際に書かなくてもいいだけ」であって、10万字単位のまとまりある構成は事前に考えておくべき……という点では、長編部門と変わらない労力が求められる。少なくともその方が確度は高い。雰囲気でごまかせる部分もあるかもしれないが、最低限「オチ」を見据えて書いていないと、察しの良い人には「行き当たりばったり」に見えるかも。構成力が審査対象に入るなら、やっぱり最後までのプロットは意識しておくべき。

 10万字でひとまとまりだと考えて、2~6万字で求められる内容について、最近の学びもフル活用して考えてみると。
 まず、全体の25%まではセットアップの段階。キャラクターや世界観、設定を紹介するフェーズ。そういう見方をすると、「2万字以上」にも納得がいくところ。2万字内で最低限、主要な情報を提示したうえで、「それでこれからどうなるの?」と示すべきが25000字ライン。これからの展望、この物語はどういう方向に行くのか。「俺たちの戦いはこれからだ、その1」。正直ここまでは「あらすじ」でも描ける部分、というかあらすじはここまでの部分をちゃんと示す、匂わせるものでなければならない。

 ……個人的に。一般読者さんも最低限それくらいは読んでから判断してほしいところだよね。適当に1話を読むとか、最新話だけ覗くとかもってのほかっていうかぁ……。あらすじ読んで「じゃあ本文も」となったんなら……。
 でもまあ、そこまでで「面白さ」を感じさせられなかった作者に問題はある訳だが……。でも「あらすじから本文へ」っていうのはかなり運ゲー、なかなか得られるものではなくってえ……。だから世のなか長文タイトルであらすじの補完とかしてるのかなぁ、みたいな……。

 ともあれ。俗にいうアニメの「3話切り」……3話まで見て今後も観るかどうか判断する、というやつ。あれって結構理に適ってるんだな、と思いました。
 1クール12話程度として、3話目は全体の25パー。それまではまだ登場人物や世界観の紹介で、3話から本格的にそのアニメのストーリーが始まる。3話まで観るのが誠実さ。でも現代社会は恐ろしき競争社会。この昔からの理論っていうのはもう通用しないのかも……。まあそこはそれ、「1話」の中で凝縮していく、構成のテクニックの問題かな……。

 閑話休題。
 2~3万字が「あらすじの証明」だとして、こういう作品だと保証するものだとして。そこから「実証」フェーズ。ちゃんとこういう作品ですよ、と話を進める。5万字までで「一つのまとまり」を見せておくのが理想。
 全体が10万字として、50パーは折り返し。5万字からは「本格的に」物語が始まるパート。なのかな? あるいは、終わりに向かっていく。
 海外のアクション系の映画を観てると、全体の半分まできたところで、そこまでやってた事件が一つ片付き、「真の敵はあいつだった」みたいに、「本当の目的、物語の終着点」がはっきりする。そこから作戦を立てたり対策を用意して、最終決戦へ。
 創作系のいろいろな本を読んだ上で意識して映画を観てると、ほとんどの映画がそういう構成になってるから驚く。もちろん例外もあるけども、テンポがよい、見やすい映画っていうのはそういう構成な印象。

 要するに、「起承転結」がはっきりしてるっていうのは、そういう理屈なのだと思う。言葉の由来は知らんけど、「起承転結」という概念を考えた人は天才だと思います。海外の創作講座系の本でめちゃくちゃ文字数費やして説明していることを、たった一言、「起承転結」にまとめている。

 で、そういう風に考えると「6万字まで」っていうのは、一つの事件の終わりまで見せるか、それからこの物語はどこへ向かうのか、というプロローグを見せるところで、終わる。「転」まで。ある意味、一番面白くなる寸前まで。続きを読みたい、と思わせるものを仕上げる必要がある訳だ。
 なんというか、絶妙というか、審査するのにちょうど良いのが「2~6万字」という中編なのかもしれない。そして出来るなら、5万字程度は書いて応募すべきなのかも。まあ、理想点。



 さて。
 ここまでが前提。ここからは応募しようと思ってるものについてリストアップしていくフェーズです。それが一か月後、本当にかたちになってるかどうか……。

 まず長編、既存のもので「×剣伝説」「シナズノキミ」をエントリーしたいところ。シナズに関しては大幅に加筆する必要がある。何せ文字数足りてない。中編にしとけよ、って感じ。

 新作としては「ビーズログ企画A」という仮タイトルがもはや定着しつつある、未だにタイトルすら決まってないもの。名前の通り、先日のビーズログ文庫のコンテストのために考えたやつ。
 現状、だいたい2万字くらいはいけるか? という分量のストーリーは出来てる。中編にしとけよって感じだが、いずれのお題テーマにも当てはまりそうにない。わんちゃん、「旅と相棒」に入るか。怪しいが。求道者といえば、そうなるのかも? SFではないな。ちゃんとファンタジーするって決めたので。
 その点、「シナズノキミ」はSFみある。どの点かというと、「神様」について。早めにネタバラシすれば、シナズもSF×ファンタジーとして中編に回せそう。ていうかゾンビパニックやってるし、ぎりSFで通してくれないか?

 ともあれ、「企画A」さん。サブタイトルみたいなのは浮かんでるけど、それを本タイトルにはしたくない。前に英語かなんかつけときたい。

 内容としては……一言で説明しづらい。それが最近テーマだのコンセプトだので悩んでる自分にとってネックになっている。テーマはなんですか、と聞かれても困るやつ。いちおう「善意で行動する人たちを、自分の利益のために悪用するやつ」が敵対者ということになる。それはテーマなのかい? 分からない。
 とりあえず、そういう感じのエピソードの案がいくつかあって、それらをかたちにして、ちょうど良い順番に構成していく、ということが現在の課題。
 構想だけは壮大。とりあえずここまで、と考えている部分でも、いわゆる四天王的存在の半分(なんとか1体?)しか対処できていないイメージ。本腰を入れると大長編になるのかもしれない。困ったね。いつもこう、風呂敷だけはデカいのだ。

 ううん……正直、間に合わなそうだったら妥協の中編部門に投げます。そのため、まだうかつに投稿できない。いちおう、プロローグは書きあがってる。直すけど。そりゃね、先日のコンテスト向けにやってたやつだからね。


 で、短編。
 既存のもので、「シィラの工房」を「テーマ2」でいこうかな、と。いちおう、SF的なつもりなのだけど、はたしてちゃんとSF感出せるか。いちおう、ロボットは現時点で出てます。作中で「魔物」といわれてるもの。魔物も人体実験してるし、雰囲気はSFしてる。問題は「錬金術」モチーフの「錬精術」……。これをリアル科学知識を絡めたものにしたいんだけど、そんな知識はねえのでございます。今から勉強しても付け焼刃だし。なんていうか、もっと科学を学びたい。
 ちなみに、わんちゃん「テーマ1,3」感もある。しかしそもそもの話がダンジョンという密閉空間からの脱出だしなぁ……。求道してるか? 旅ですか? ていう。

 そして、ここからがやっと本題。今回のコンテストにあたって、新たに考えたものたち。


・「AC1」
 テーマ1。アーマードコアでもアーケードでもない。
 MFブックスの時……自分はコンテスト単位でものを覚えてるので詳しい時期は忘れたが、昨年の今頃にあったコンテストの際に思いついたネタ。にもかかわらずタイトルはいまだに決まっていないのだが、コンセプト……キャッチコピーは当時からはっきりしている。はっきりしているので、変に離れていっても、その原点を意識してどうにかこうにかやっている。
 しかし、それを表現するためにいろいろな能力が足りなかったので、なかなかかたちにできず。今回も正直怪しい。でも中編なら、と。序盤のストーリーはある程度イメージ出来てきたし。登場人物と雰囲気を見せるだけなら、なんとか。


・「百合SF」
 テーマ2。なぜか百合なった。
 そういえば今年は百合文芸のやつやらんのかな、と思っていたら、ツイッターのおすすめトレンドで偶然「百合文芸」を発見、7月にあるらしいと知る。そっちに回すか? とも思ったが、前にも書いたように期間に余裕がある。中間で落ちたら百合文芸の方に回そ、という腹積もり。しかしまあ、百合文芸の方はまた別に良いネタ出来てる。
 キャッチコピーかどうかは怪しいけど、ネタの発端は「特に親しくもない女子高生二人が仲良く異世界転生」というもの。そうなったらもう百合じゃんね。
 それからいろいろ発想を膨らませていくと、前々からやりたかったコンセプトが使えそうだと知る。
 具体的に言うと、「異世界転生だと思ったら、実は文明放課後の未来の地球でした」という、「猿の惑星(古い方)」みたいなやつ。
 ここがネックで、「実は現代ベース」というところで終わってると、コンテストの前提から外れてないかっていう懸念があるのだった。

 ただ……もうちょっと詳しく「やりたいこと」を説明しますと、

 パート1:「異世界に転移した!」
 パート2:「実は文明崩壊後の現代社会!」
 パート3:「なぜ人類は滅び、異世界っぽい景観になったのか?」
 パート4:読者視点「あれ、こいつらのいう『現代』ってなんか変じゃね?」
 パート5:「やっぱり異世界! 前提からそもそも異世界でした!」

 という。
 だからコンテストには沿ってるのだが、それは長編レベルで書かないとつたわないこと。中編ではパート2~3くらいしか描けない。状況によってはもっとマズい。
 しかも、考えるべきこともいくつかある。これがあるので、まあ大まかな構成はネタバレしてもいいかな、と。プランをご開帳した次第。

 前提1:そもそも、どんな異世界か? 限りなく現代的だけど、魔法などが当たり前に存在する、あるいは主人公たちはそのことを知っている、そういう異世界。
 前提2:どうやって異世界転移……もとい、タイムスリップする?
 前提3:下地は同じ前提1の異世界、何がどうなって主人公たちが「異世界感」を覚える状態になった? また、どうやってその「異世界感」を描く? 異世界化させる?

 このうち、「前提2」が思いついたので、今回これでいこうと思ったのである。異世界転移とタイムスリップって似たようなものだけど、そこを「リアル科学に添って」表現することが難題で。ファンタジー要素はあるにしろ、科学的にいちおう説明できる「原因」があって行われていること。それが、この作品が「テーマ2,SF」であると言い張れる要素になる。
 で、難しいのは「前提3」。文明に何がどうなったのか、という経緯から順を追って考えるのもありだけど、いちばん大事なポイントは「いかに異世界っぽく見せるか」だと思う。
 文明崩壊後といえば、ビルとかが廃墟になっていて、蔓とか蔦が這っていて、というイメージだが、それじゃまんま「文明崩壊後」すぎて、描写でごまかすにしても、登場人物にバレる。早々に明かすにしても、それなりにこだわるべき部分。
 SF×ファンタジーという点に関しては、そもそも現代ベースなので、ロボットとかドローンとかを直に出せるので割と問題ない。問題はファンタジー。まあ、いずれにしても「どう世界を見せるか」という部分が問題点。

 ここまでの文字数から察せると思うのだけど、今回のコンテストにあたっての完全新作なので、いちばん気合入ってるかもしれない。

 現状の懸念点としては、オチが見つからないこと。世界観がちょっと広がりすぎてる。でもいちおう、「百合」に焦点を絞ることで、10万字くらいにまとめられそうな方針は見えてる。
 あと、SF×ファンタジーするために、いろいろと調べものが必要かもだ。


・「AC2」
 上の「AC1」の半身。うつしみ。
 長らくかかずらってた理由の一つが、「この作品のジャンルは?」という点。異世界ファンタジーなのは決定なのだけど、じゃあストーリー重視のシリアスにするか、コミカルな短編集にするか。という点。どっちもいけるコンセプトなのだった。
 それが今回のコンセプトのテーマによって、二つに分けるきっかけとなった。ネタの起点は同じだけど、まったく異なる世界観になるつもり。話とか設定とかを合わせる、という高等技術は今回は諦めよう。

 で、「1」はテーマ1、求道者の物語。旅のお供もいるが、そちらに焦点を合わせた。しかしまあ、テーマ3の「異世界の雰囲気を楽しむ」という点でいえばこっちの方がそれっぽいんだよなぁ……。
 ともあれ、そしてこちら「AC2」はといえば、「旅と相棒と奇跡」に寄せた。奇跡、良いね。この近況ノートをまとめるにあたって改めてテーマをチェックしたお陰で、一つ踏ん切りがついた。

 ざっくりいうと、終末世界を旅する話で、出会う人たちとの「別れ」に重きが置かれていた。もうこの人たちは救えない、っていう。
 しかし、設定を煮詰めていくと、「あれ? わんちゃん旅先の人たちもみんな救っていけるのでは?」となる。設定的に可能になったのだ。
 しかししかし、さらに設定にリアリティを求めていくと、「救えない可能性も……ありになってきた」という。もうこっちの匙加減一つ、どうする? という迷い。
 当初のイメージは「死にいく人々を見送る」みたいな、シリアスに切ない雰囲気があった。この路線でいくか、どうするか……。と悩んでいたのだが、「奇跡」って言われたら、ねえ? という。

 たぶんまあ、奇跡を描くために見殺しにせざるを得ない部分もあるだろうけど、当初の想定より多くの人類を救えるかもしれない。
 だけども、それがほんとうに「ただのご都合主義の奇跡」じゃダメで、主人公たちの努力でなんとかなるべきで……それは設定的に、いけるのか?という怪しい部分。奇跡を求めて頑張るしかない。
 正直今のところ見当もついてないが……一か月後、どうなるだろう。
 とりあえず、こいつがいちばん「図解」やってるやつ。
 SFといえば、SFみもあるかもしれない。


 とまあ、こうしてまとめてみて気付いたが、結果的に3テーマにそれぞれ挑戦するかたちに。
 で、ここからが余力があったらやりたい「次点」の案。

・「ドールズ・プロトタイプ」
 ここまでに挙げたもののなかでいちばん古いネタ。SF×ファンタジーだと胸を張って言えるコンセプト。しかし、壮大になりすぎてなかなか着手できなかったが、今回「中編で試しにやってみよう」と思い至る。
 問題は描き方……それとオチ。つまり、いろいろ決まってないので「次点」。余力があったら簡単に設定まとめて、とりあえず2万字書いてみようぜ、という。上記の3作ほど構成を強く意識していない。予備軍。
 ちなみにカクヨムにこの原型となった短編が投稿されている。きっかけはそこだった。

・「WW」
 わらわら。こちらは「AC1」と一つにしようかと思っていた、MFブックスの頃のネタ。異世界転移ものだと思う。こっちは本当にイメージがぼんやりあるだけ。次点の次点。いちおう「テーマ2」を意識してるが、SFかっていうとなんか違うから、やんないかもしれない。ある種の異能バトルかもしれない。

 ……なんかいっぱいやってる意識だったのだけど、リストアップしてみるとそうでもないことに気付く。一つ一つに集中して、一つ一つ片付けていくべきなんだろうけど、どうも並行して進めてしまう。なので進捗が悪い。困った。
 しかしもう残り一か月、優先順位決めて、無理なら切って、なんとかやっていくしかない。とりあえず、「最低でも2万字」ならなんとかなる。それが心の余裕になっているので、なんだかんだこういう中編部門があるのはありがたい。

 頑張る。どの話もなんだかんだ、「いい旅を」という感じ。

 ……実はこのノートだけで約9000字あるようだ。やっぱり書くぶんにはなんとかいけるね。


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