日南田ウヲです。
今回短い2日間の自主企画に参加頂き、
本当にありがとうございます。
参加頂いた方の作品には
目を通す時間があまりなかったのですが…、できるだけ
あらすじと文脈をつまみ食いならぬ、つまみ読みさせていただきました。
さて皆様にとってミステリーは、読者に
どんな『人生の豊かさ』を与えてたでしょうか?
トリック、謎、期待を裏切る予測等、
ミステリーのスパイスともいえる調味料は
本当に、作家様ご自身の実体験と観察力によってできる
唯一無二の人生の調味料ではないかと、日南田ウヲは思います。
また一方でその調味料を用いて
公募に参加をされている作品も
多数あるのではないかとも思います。
そこで自論を少し…(笑)
勿論、公募には当落があるわけですが
しかしながらこの自主企画に参加された作品のすべては
他人様から人生に欠落印を押されるようなものは全くなく
また『人生の豊か』を否定されるようなものは見当たりませんでした。
ミステリーはある意味、その方個人が人生に於いて
こうありたいという『希望(HOPE)』が
シナリオの中で、特に顕著に出る分野ではないかと思います。
(これはドラゴンボールのトランクスが乗ってきたタイムワープに書かれていましたね(笑))
ミステリーは(まぁ諸文芸それだけは無いもかもしれませんが)
プロだけがミステリー創作の水源を独占できるものでなく
本来は人生の豊さを感じ得たる人が独占する、
すばらしい分野のひとつだと思います。
事実、今はもうそんな時代ではなく
他者の人生の豊かさに向き合ったと一人ひとりが
その作家個人の放つ『謎』に対する『答え』
を個別に探せる時代なのかもしれません。
――『謎』は絶対的に
複雑怪奇である必要はなく、
またホラー的恐怖で臨場感を創作的を無理に与える必要もなく
唯一、日常の中で見え隠れした『何か』を発見した
作家の自身の解釈によって作り出された
豊かな人生であるべきかもしれませんね。
さて
秋も深まりつつあり
やがて冬が来ます。
どうでしょう?
そうした日常の中で感じたミステリーを
もしかしたら拾い忘れていないですか?
もしもです。
拾い忘れていましたら
次の機会に是非、またよろしくお願いします…
なんてことを
世界ふしぎ発見の古い動画を見ながら
つらつら書いた次第です。
そして皆様のミステリーのその結末が
誰かの心に届くことを期待しつつ
でわ
日南田ウヲでした