響きハレ

身を穿つ喪失感をめぐる、ひとりの小学生のお話

論文の体裁をとったSF（少し不思議な）小説です。第一回星新一賞受賞作品『「恐怖の谷」から「恍惚の峰」へ　～　その政策的応用』（遠藤真一）へのオマージュから、その文系バージョンを作…

「ビスコとかミロとかチロルがありだったらオレオもいけるって運営から瘤久保先生に言っておきなさいよね！！」 「うん、多分次回作当たりで出してくれると思う」 「前回までのあらすじ…

【作品概要】 　私立学校・花園学園には奇妙な校則があった。誰かを好きになって誓約しなければ退学させられてしまう、と。 　姉と一緒の学校に行きたいという理由だけで、そんな大変な高校…

月のはるか上空を周回軌道するネオ築地市場と、老舗の寿司屋。 しかし突如、GPS衛星の精度が狂い、自律型の酢飯はシャリ玉となることを拒否するのだった。 「戦が、始まる」 市場の掟と…

大量絶滅後の世界。知恵の実を口にした人類の行き着く先、これは新しい楽園の形。

ぼくたちは一度も、正しい意味で、本を読んだことがなかった。 ※公式企画とは一切関係がありません。ご了承ください。

寿司です。

そこの小粋な寿司屋には、常連にしか出さないネタがありましてね。 さてさて、それはどんなものかといいますと………（寿司小説コンテスト大賞いただきました）

車窓から見える景色。昔と今とで、変わったものは何だろう。 名鉄犬山線が出てきます。

既婚者である男性の子どもを身籠ってしまった、大学生の私。そんな私が取れる選択肢はただ一つ。さっさと堕ろして、何事もなかったことにするのだ。 ーーそれは仕方のないことだって、わかっ…

4部構成からなる連作掌編。 死について考えるとき、人は何かに触れる。 渡海小波津(とかいこなつ)【名】　が純文学というものを探究していた頃の筆名。またはペンネーム。

２００３年に地球と大接近した火星ですが、次にあそこまで近づくのは２３世紀の話だそうで。これは、それぐらい遠い未来の話なのかもしれません…… 一人称、一話完結物でございます。

＿人＿人＿人＿人＿人＿人＿ ＞ 衝撃のラストを見たか⁈＜ ￣Y￣Y￣Y￣Y￣Y￣Y￣Y￣ ごく普通の学校に通い、ごく普通に生活を送っていた羽山ソウがある日突然女の子たちに囲まれ…

本格ガバガバミステリ小説です。 超短編かつ見るからにネタ臭いタイトルながら、 ミステリとしてまともに謎解きができるようになっています。 解決編に進む前に犯人は誰なのかちょっと…

少し焦げたフレンチトーストを齧りながら、ゆうべ見た夢の話をする夫。その夢の中では、夫の開発したタイムマシンのおかげで、世の中のシステムが実に便利なものに変わっていたのだという。