※本編32章までのネタバレあり
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https://kakuyomu.jp/works/1177354055503800437第四部最終章です。ドイツ語でバカ騒ぎや大混乱の状態を意味する「魔女の大鍋」という言葉があるらしいんですが、タイトルはそれのもじりです。おもに騒いでたのはダリアくらいですが、彼女が第四部のボスなのでね……。敵ながら子供のように無邪気で、それゆえ残酷な戦闘狂。なんとなく憎めないようなそうでないようなようわからんキャラでした。
前章で勇者たちの強さはさんざん見せたと思うので、序盤でとりあえず強い人たちを封印。これをしないと32章は2話くらいで終わってしまうので……。で、敵の手を逃れた低ランク勇者や非戦闘員たちが頑張ることになります。
特に前章であまり出番がなかったクルトくんとスターシャちゃんはがっつり活躍していただき……もはや影のMVPですね。リナちゃんとタバサちゃんも連携に定評がある<クレセントムーン>の一員らしくなりました。オオキクナッタネ…(*´ω`*)
表のMVPはヤーラ君です。今までは暴走して記憶をなくしていましたが(厄介な酔っ払いみたい)、今回は正気の状態でホムンクルスと対峙。初対面ではちょっとキモかったようですが、だんだん打ち解けて一緒に戦えるようになりました。そしてスーパー錬金術が炸裂。これもエステルちゃんやレオニード先輩のお陰ですね。
で、復活した<ゼータ>が魔人たちと戦います。ロゼール&マリオの水と油コンビがセトを追い詰め……セト君もよく頑張ったんですけどねぇ、相手が悪かったですね。でも散り際に根性を見せてダリアを強化しました。そしてゼクとのガチバトル。両者パワータイプなので最初に限界を迎えたのが闘技場ということで、珍しく地形を活用した勝ち方になりました。スレインさんはあんまり活躍させてあげられなくてゴメンという感じ。(∀`*ゞ)テヘッ
しかし、ゼクが魔族の姿のままメレディスさんに発見されてしまい、再び裁判へ。逆転はできず、<ゼータ>はこの物語の冒頭と同じように牢屋へぶちこまれてしまいましたとさ。最初の頃とは違ってかなりリラックスしていますが……。
ところで、今回のMVPその2(?)はレイちゃんにあげたいところですね。第四部の序盤でダリアにボコられたレイちゃん、強くなってリベンジを果たす――ではなく、自分は弱いと割り切ってゼク師匠が来るまでの繋ぎに徹するという。これもまた1つの成長の形だと思います。そんなレイちゃんを守ったガルフリッドおじさんもMVPその3です(何人いるんや)(もう全員MVPでよくない?)
最後にエステルちゃんの夢に不法侵入したレメクさん。「<ゼータ>に試練を与える」と言った通り、第五部では再度牢屋に入れられたみんなが自分と向き合う戦いにいざなわれます。<ゼータ>がどうなるのか、そしてレメクの思惑とは……イッタイナニモノナンダー(; ・`д・´)
第五部が始まるまでまた間が空くと思いますが、気長にお待ちください (◜◡◝)
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。