• 異世界ファンタジー

『私は世界を救えない』 #3「凍れる時間」の話

※本編3章までのネタバレあり
※自分で自分の作品語りするのを見たくない方はブラウザバック推奨

↓作品はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354055503800437


ロゼールさんは書いていてとても楽しいキャラです。
主人公パーティがほぼみんな根暗なので、場を明るくする要員として意外と活躍してくれます。
これから出てくるキャラ含め、誰と絡ませてもいい立ち回りをしてくれますしね。

でも、一番仲良くなりそうなのはスレインさんですね。
一時は一触即発喧嘩寸前でしたが、なんやかんや相性ピッタリです。以前言った相反するキャラのコンビだし、イケメンと美女でいい感じ。世の中顔です。

そんなロゼールさんですが、どういう方向性のヤバさにするかちょっと悩みました。
ゼクさんなんかがあまりにも血生臭いので、趣向を変えてえっろい路線にしようと思ったのですが、それだけではつまらんと。
結果、人の痛いところをぶっ刺す精神攻撃全振りお姉さんになりました。めでたしめでたし。


さて、彼女の言う「人間らしさ」というのはこの作品全体のテーマでもあります。
我々人間は、人間以外の物や動物でも擬人化して親しみを感じたり、逆に同じ人間でも「敵」とか「クズ」とかレッテルを貼って人間性を奪ったりしますね。

エステルは完全に前者で、ダンゴムシにまで名前をつけて可愛がっていますし、魔物の犠牲者を悼んでお墓をつくったりしています。
そういうところが人に好かれる要因になっているのでしょう(そういうことにしてください)。
敵のハラワタ引きずり出してたゼクさんまでデレ始めてますからね。彼がお墓作りに協力的だったのには、実はわけがあります。ふふふ。


最後に次回予告的なものを。宣言通り、次は笑顔の爽やかな好青年が出てきます。
誰とでも友達になりたがる、フレンドリーな人です。ヨロシクネ。
次はほんのりミステリー仕立てにしてあるので、そこも含めてお楽しみください。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

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