※本編のネタバレ全開でお送りいたします
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https://kakuyomu.jp/works/1177354055503800437【メンバー】
マーレ(斧使い)、エルナ(弓使い)、リナ(魔術師→武闘家)、タバサ(ヒーラー→魔術師)
【パーティ能力】
こうげき：C／ぼうぎょ：C／かしこさ：E／やさしさ：S／仲の良さ：S
【総評】
中距離から矢と魔術で敵を牽制しつつ、前衛2人が突撃する戦闘スタイル。連携のレベルは勇者パーティの中でも群を抜いており、特にエルナの矢の連射とその中で自由に立ち回れるマーレのコンビネーションは神業的。元Eランク2人の思い切ったポジションチェンジも奏功し、中堅の要となる。よく4人でお茶会を開いており、修学旅行の夜みたいな会話を繰り広げている。
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マーレとエルナは第一部から登場。<クレセントムーン>のリーダーはこの2人なのですが、マーレは「エルナのほうがしっかりしててリーダー向きだよね」と思っていて、エルナは「マーレのほうが人望あるし実質リーダーでしょ」と思っています。あの神業連携もマーレは「エルナがうまく射ってくれてる」、エルナは「マーレがうまく避けてくれてる」と思っています。仲良しだネ。
マーレは明るく社交的で警戒心の薄いところがあり、エルナは性格がキツくも悪意には堂々と立ち向かうしっかり者で、性格的にも2人の相性はバッチリです。作者的にはマーレはエステルと並ぶくらい性格がいいと思うのですがどうでしょう……。
そんな2人は幼馴染で仲が良いのは昔から。そのまま2人で勇者となりますが、「魔王を倒す」というような壮大な目標があるわけでもなく、特にマーレはそういう点で周囲に気後れを感じていました。流れでAランクパーティに入った結果、あろうことかロゼールに一度2人の仲を引き裂かれかける事態に。そしてパーティは解散してしまいます。
その後、Eランクだったリナとタバサが加わりますが、ランク差ゆえの問題を抱えることに。
リナはかなり体裁を気にするタイプで、元々超武闘派だったものの、男子にドン引かれて格闘術を封印します。そして魔術師になるのですが、才能も魔力もなく弱い魔法しか使えず。燻っているうちに元Aランクの2人が仲間になり、何もしなければ恥をかくこともないとやる気を失っていました。
タバサは逆にみんなのために頑張ろうと張り切れば張り切るほど空回りしてしまうタイプ。性格がバトル向きではないためにヒーラーとなりましたが、技術を要する治癒魔術はプレッシャーで手元が狂いやすい彼女には不向きで、術を使うときは回復か炎上かのギャンブルになってしまいます。元々の魔力の高さも裏目に出ていました。
が、エステルたちの助力により、リナは封印していた武術を解禁、タバサはいっそ炎魔法を連発する魔術師になってしまえばいいということで、2人とも本来の力を発揮できるようになりました。闘技場襲撃の際は元Eランクの2人がクルトたちと組んで魔人1人を倒すという快挙。頑張りましたね。
なんやかんや、行動力が高く積極的なリナと、彼女の暴走にストップをかける慎重派のタバサの2人も性格的に相性が良い。女子4人集まってワイワイ賑やかにやっている彼女たちは、まさに戦場の華ですね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。