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偽物ってなんだ・弐

昨日に引き続き自作語りです。企画に投げてる「天使の告解」について。
ほぼ最速自作語りなんじゃないでしょうか。多分まだろくに読まれてないと思いますがそんなの関係ねえ。ちなみに僕はネタバレとか一切気にしない人間なので、そういった配慮は一切しません。

まあそれで本題に入るわけですが。
はい、ネタ被りましたね。もうしょうがないです。ちんたら書いてる僕が悪いです。こういうのは後出しした方が絶対悪なのです。いやぁ、被らないと思ったんだけどな……。まあ作品のテイストはかなり違うので許されるんじゃないでしょうか、多分。

で、偽物天使っていうのは僕の過去作ですね。特に内容的な繋がりはないですが、あれを書いた時から「偽物の天使を創る話」を書きたいと思っていました。そこで一つクエスチョン。

イヴは「偽物」と「本物」、いったいどちらなのか。
彼女の記憶は間違いなく偽物です。ではそれを信じる彼女も偽物なのか? しかし主人公は彼女を本物の天使だと言う。でもこの主人公は明らかにヤバい奴なので、こいつの言うことを鵜呑みにはできない。
作者としては正解は示しません。どう考えてもらっても結構です。物事の真偽すら人間の認識によるものである以上、正解はないのです。

ですが一つ言えるのは、聖書などに描かれる「本物の天使」はこの作品のどこにも実在していないということです。そういう意味ではユウリさんと似た構造を持った作品だと言えるかもしれません。

まあこれ以上の解釈は他人に任せることにします。
ちなみに精神医学や脳科学に関しては僕は素人です。何か誤りがあっても笑って許してやってください。
ともあれ久々にSFっぽいものが書けたので僕は満足です。いつかバリバリにかっこいいハードSFとか書いてみたいですね(遠い目)

それではまた来月。

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