おしらせ)
※福岡5歳児餓死事件の判決が出たので、『人格障碍者にタゲられた!』に頁を追加しています。
花見は終わりましたでしょうか。年々桜の開花が早まっていますね。
遅まきながら、カクヨムコンテストについては大きなお祭りなんだな~くらいな感じで野次馬だったのですが、目の届く範囲の方は6、7割くらい一次を突破されておられます。
すばらしいですね!
いろいろと攻略方法なんかもあったりして、これをやれば一次を突破できますノウハウは研究されているようですが、
星爆をしやがり、
されて、おられた、
そんな方々も、
自作に対しても他者の作品に対しても愚弄的なそんな行為を躊躇いなくやれる爆走は、デビューを目指すお若い方々には必要な勢いかも知れません。
星爆なんてもはや読者選考でもなんでもないんですが、そういうお祭りです。
わたし自身は参戦されている方々の応援に回ろう! と最初は意気込んでいたのですが、
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この時期に、星やレビューをおくったら、こっちにもクレクレしている行為に思われないか?
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はっと気が付き、ブレーキがかかって気苦労でした。
お相手には忙しい最中だというのに、しょうがねえなと星を投げ返すという余計な手間まで発生させてしまう。
律儀に読んでくれる場合は、星を送ってしまったせいで一年中でいちばん忙しい時期に先方に負担をかけさせてしまう。
えー
どうしたらいいのー
最近読んだ作者のつぶやきノートで、あんまり大っぴらには書けないんですが、『ヨム』ならその時間を市販の小説を読むのにあてたいと云っている方がいて、それはそれですごく正直なお気持ちなんだろうなぁと。
もうちょっと辛辣なことも書かれておられましたけれど。
シロウトの作品に何を求めるか? じゃないかな。
何人もの手を経てプロデュースされた市販の作品と、手作りのホームメイドの違い。
素人の作品なんかを『ヨム』のはまったく無駄なことなんで~っていうのもその方の信条からは正しいのでしょうが、プロだって最初は素人よ?笑
その方がありがたがって読んでいる市販の小説だって、もともとは、まったく無名の若者が、学校のノートに書き殴っていたものがはじまりなんです。
カクヨムの作品は担当さんもいませんし、作者の頭からそのまま出てきたものです。
そういう原石の魅力がいっぱい詰まってる素人作品を楽しいと想えるかどうかではないでしょうか。
ド下手でも一生懸命書いてる! 感じがする作品がわたしはとりわけ好きだから余計にそう思うのかもしれません。
それに、ド下手から大化けしていく作品には、処女作からエッジが尖っていて、他とは違うものをもってたりします。
イケてる! がんばれ! って電柱の蔭から応援してたりします。
あれよあれよという間にカクヨムユーザーも100万突破で、この調子で150、200万と増加して、いつか1000万人に。
銀河のようなものですね。
そしてわたしのような星屑もたくさんですね。
が、それでも物語を決して裏切らないようにして物書きしていると、たまに「作品いいですね」と云ってくれる方がふらっと現れるんです。
書きたいものを書きたいように、でも真剣に書いて、好き放題やってますけれど、一行一行、小説を裏切らない。
それだけをやっていると読む人が現れてくれるんです。
とても悠長で気長な話ですが、100万人というのはこんな辺境にも読む人が現れてくれるという、とても贅沢な銀河です。
▶「黒いすずらん」
「あかい十字」と連作になるような作品です。ちょいガチすぎますけれど、書きたい気持ちに正直に。
作中ではゆるめの収容所をモデルにしたのですが、少女たちが送られた場所によっては大変な労働もさせられてます。
あの時のどさくさで女性が数千人くらい何処かに消えちゃったんですが、実態がほとんど分からない。
その時に死んだのか、生き延びたのか、それも分からない。
1972年日中の国交が回復するまでの間に亡くなってる人もいるでしょう。
後から日本に戻ってきた人たちなんてほんの一部です。
▶「S君と女М」
「背中の恋」の後日譚です。作者による二次創作の感覚でしたが、書いててめちゃ楽しかった。
基本的性格がクソ真面目な人間が、暗い題材を真面目に書いていると、真面目に気分が暗く沈み込みます。
その反動として、
エロ ⇒暗いの ⇒エロ ⇒暗いの
書くものが交互に跳ね跳んでた今月。
そんな激動の三月の創作内容でしたが、レビュー、応援、コメント、本当にありがとうございました!!
来月?
来月になるかどうかはまだ決めてませんが、どこかでヨムヨム月間なんかやってみたいな~。