一つ前の記事、エロエロ書きすぎ。
エロや暴力は規制すべきザマス。
けしからんザマス。
法を厳しくするザマス。
健全な青少年に悪影響ザーマスよ。
犯罪を助長するザマスザマス。
ザマスが始まったら、来た来たと喜んで、
十八歳になるまでは青い鳥文庫しか読んでは駄目ざます♪ と付け加えていたりします。
この手の話って白熱化していくと現実とはどんどん離れていっちゃうので不毛です。中高校生のスマフォの閲覧履歴を親がチェックでもするのでしょうか。
「お酒みたいに成人したら解禁ザマスからね」
健全な青少年への育成とは一体。
「俺は一度も卑猥なものを眼にせずに健全に成人したぞ!」
レアすぎる。
「ザマス!」って厳しい人が結局は落っこちるのは昔からあるお話で。
「ノートルダムのせむし男」にもそういうことが書かれてあったではないですか。
「街の風紀を乱してるザマス!」
ぺらぺらの服着てタンバリン叩いて踊ってるジプシーのエスメラルダを聖職者が追い詰めていくんですが、この人、大好きなんですよエスメラルダのこと。
厳格に厳格を重ね着した高位の聖職者なんですが、最後のほうなんか卑銭を稼いでいるジプシーのエスメラルダにひれ伏してるわけ。
聖職者が36歳でエスメラルダが16歳。
どちらも可哀そう。
そういう意味では「レ・ミゼラブル」のジャヴェール警部なんかは「ザマス」が骨の髄まで本物で、
「成人したら解禁ザマス。それまでは見ても聴いても想ってもいけないザーマスよ」
法令で決まったら最後、ジャン・ヴァルジャンを疑ったことを謝罪に来たように、この方はまず最初に自分が出頭するんだろうというくらい本物です。
確かにザマスって云いたくなるものを眼にはしますザマスよ?
かなり減った気がしますザマスが、自主企画でもまだ眼にしますザマス。
垂れ流すのは止めるザマス。
男子のノリでめちゃくちゃ楽しそうザマスけれども他所でやるザマス。
以前、男性向けのその手のものは何故あんなにも女性の扱いが酷いのかという話でネットが盛りあがっておりまして、
けしからんザマス!
あれが性犯罪の原因ザマス!
非難轟々だったところ、それを見ていた男性がついに、
「ああいうのを観ている男の方が健全なんだからお前ら安心しろ!」と一喝したところ、
そうなんだ~
ってみんな解散していって、「え、今ので納得したんだ?」と笑いが止まらなかったことがあるんですが、あれ、また今日もなんか変な話していますね。
月蝕の話でもしようとしていたのに。
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次回こそは真面目な近況ノートを!