深川我無さんのデビュー作「邪祓師の腹痛さん」が14日に発売になりますよ~!
なんか今、KADOKAWAさんがサイバー攻撃を受けていて宣伝できない? らしいのです。
ほら、トップ画面に書影と一緒に書籍化!ってどーんと載るあれです。
(※14日、本日出てます!確認しました。運営さんありがとう!)
わたしは深川さんのご著書(豆ははこさんの真似)「邪祓師の腹痛さん」を予約しているのですが、まだの方、興味をもたれた方はぜひ書店にて「邪祓師の腹痛さん」を宜しくお願いします。
深川さんは年収が150万円に落ち込んだこともある苦戦農家さんなんですよ~。
ままならぬ天候や近年の異常な物価高、作物と格闘している方が一文字一文字刻み付けて書き上げた、大切な一作目なんです。
じわじわ後追いで伸びる作品もありますが、スタートダッシュの売り上げが参考にされるのも事実です。
ぜひ!
あなたの御手許に!
カクヨムの仲間が出したこの一冊を!
以上、友情応援でした。
★ついでに★
公募に参戦している方々に注意です!
某所で選考をされている、五五五 五(ごごもりいつつ)さんから教えてもらったのですが、「あらすじ」添付とある時は、ちゃんと結末まで書くんですよ~!
え?
って想うじゃない。
「あらすじ」は、社会通念的にあれだよねあれって頭にありますよね。
あれでしょ、だいたいのことが書いてあるあれ。
でもそうじゃないんですって。これは公募側も明記しておいて欲しいですよね。
出版社側の当たり前と社会一般の当たり前はズレてます。
小説の公募の際の「あらすじ」は、概要ではなく、ネタバレを含めた結末まで書いてねー!
「あらすじ」の解釈の違いで落とされることはまずないでしょうが(間違えている人の方が圧倒的多数だろうから)、一応気に留めておいてね!
※後半の記事は明日13日書きます
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※以下13日分
面白くて笑えたので、シェア。
●保志見祐花さんの「筆を折る」
https://kakuyomu.jp/works/16818093079002701642「ネット小説からの書籍化オワコン説」を唱えるらんたさんと云ってることは変わらないんだけど、参加者から見たらこれが偽らざる気持ちかと。
公式さんはその都度、盛り上がってる感を出す義務があるからソシャゲイベント並みに「新しい時代の小説」「新時代を切り開く」だの新しいなんちゃらを冠につけてコンテストを回す。でもこれって受け取り側からすれば、
「あたし、新しい彼氏が欲しいの」
「へー、どんな人がいいの?」
「こんな感じの新しい人」
「お、それなら」
「いけるんじゃないか」
我も我も俺も俺もと、挙手する中、選ばれるのは結局いつものアレで、
新しい……?
と全員が白けてると、次週もまた、
「あたし、新しい彼氏が欲しいの」って募集している。
ループを長期で見ていると、利用者側から見たらどうしてもそう見えますよね(笑)
角川さんの勢いのあった頃を知っている人だと、どうしてこうなったと想うだろうし、それは角川さんのweb小説部門が、「今はなろう系が流行なのか、じゃあ最新流行のそれでいこう」と読者に媚びちゃったからなんだろうけど、媚びちゃうことで「みんな」が傷つかずに平均的に満足するものがメジャー層として一番上に行ってしまって、エッジの尖ったものは見えない下になってしまった。
その昔、「角川はこれを創るんだ」「角川はこれを売るんだ」という気概を持っていた頃は、「みんな」を「愕かす」方向だったと想うのです。
それはべつに新しいものではなく。
斬新でもなく。
むしろ古かったかもしれない。
そして「誰々の小説」ってきちんと作家性が立っていた。
何だろうね、人間の魂を根底から揺り動かすような、たとえ宇宙を舞台にしていても土の匂いがむっと沸き上がってくるような、日本の風土が後ろに見えるような雰囲気の濃いものだった。
時々見かける発言なんですが、
「誰もほのぼのスローライフなんて小説に求めてない」
これも出版社側は何故か、
「今の時代はほのぼのスローライフだ」と見てる。
この落差。
ほのぼのスローライフ、いいんじゃない?
でも数作程度ヒット作があったら十分だよね。
それが何故か、「ぜひともほのぼのスローライフ」になっている意識の差。
どうしてこんなことになるかというと、「誰もほのぼのスローライフなんか小説に求めてない」これを云う人の読書体験と、「誰も傷つかない愛と勇気と成長のハッピーエンド」しか読んだことのない人とでは、後者の方が「みんな」だから、猫も杓子も誰もが小説を書くようになると、その世間一般の「みんな」の感性が中心を占めてしまって、ほのぼのスローライフが大人気に見えちゃう。
血湧き肉躍る。
国内外のそんな冒険小説を読んで育った勢が、異世界ファンタジージャンルでは完全に底の底に沈んでしまっているのが残念です。
彼らの活路があるとしたら、ホラーでしょうか。
ホラーなら、「みんな」が駄作認定して「読む価値なしw」とゴミ箱に入れて評価にも値しないと一瞬で切り落とすところの、「暗いこと、死」もメインに書けますから。
この前、古本屋に行ったら、「戦記」と名のつくシリーズ本がどさっと売られていて、こういうのあったな~と想いながら手に取って、中身を確認したら、現代なら確実にネット小説の底の底で埋もれて星一桁組になりそうな作品でした。
逆に考えたら「みんな」の側にビッグチャンスが出てるわけで、そりゃあ誰かが書籍化したら「自分もいけるんじゃないか」と望みも持つよね。
◆「Under the Storm」
久しぶりの同題異話です。
この同題異話、参加者にきっちり星1をつける方がいる。そしてたま~に星3つけてくれます。
或る意味ちゃんと読んでくれている。
でも基準がまったくの謎で、多分本人の好みで1か2か3にしてると想うのよ。
なんでこれが星1で、あっちが星3だったんだろう~って毎回、首をひねるから。
なので星1もらった人も、自分なりにしっかり書いた自負がある作品なら、単純に、「これは相手の好みじゃなかったのね~」でいいんじゃないでしょうか。