タイトル。
いや、無難なタイトルにしておいて、いざ読んだら中身ィ……になるよりはいいかなって。
「たとえ読まれなくとも長篇は書くもの」なんていうエッセイをあげておいてなんですが、手っ取り早く、今すぐに大勢の読者が欲しいならエロです。
読まれたいのならエロです。
もうこれは動かしがたい厳然たる事実です。
実際に試しましたから。
PVゼロと仲良しで、普段「読まれません♬」なんて云ってるわたしでも、他所でエロを書くと読まれます。
ゼロ ⇒ 数千 くらいにはなるのです。
・ぎちぎちテキスト
・一回更新分、8千文字前後
これらの大ハンデを変わりなく背負いながらもです。
更新するたびにゴオオッ……と数字が増えるのです。
メイン読者が男性のサイトを選んで試してみました。男性多数だから当然、読むのも男性多数です。女の書く官能小説を男性が読むのです。
「なに読んでるのよ痴漢!」
そう想いましたが、そもそもお前がいる場所を間違えている。
まあそのうち離れるんじゃない?
女の書くエロなんか男の人はつまらないでしょう。
そう思ったのですが需要はあったみたいで最後まで数が減らなかったです。
長い間、オンライン小説でもR15R18は「読まない派」でした。
R指定を読まないなら恋愛小説で何を読むの? という感じなんですが、恋愛ジャンルそのものを素通りしていたのでまったく平気でした。
そんな人間が突然、男性多数のサイトで何かやっちゃってたわけです。
この振り切れ具合には理由がありまして、
『エロ小説を書けたら、なんでも書ける』
そんな一文を眼にしたのがきっかけです。
確かに。
書けるのと巧いのとは全然違います。エロ小説を巧く書くとは…?
みたいな。
無駄な。
なんか勝手に自分の中で盛り上がるものがあったんです。ほんとうに無駄です。
純文学を書いている人が、いきなり転生ハーレム堕ちするくらいのすっ飛び具合はありました。
ぎちぎちテキストで一回更新分8千文字。
この筆記スタイルは変わらないのに内容がエロいというだけで、
一桁 ⇒ 数千
こんな数字の違いが出たんです。だったらその他のみなさんは一体どうなるか分かりますよね?
簡単に万に届きます。
エロは強い。エロは強いんです(ここは二回云うお約束です)
女性のR18恋愛小説の書き手だと、どうにかなる前に平気で数万字ついやしますし、読んでいる女性のほうも展開にドキドキしながらそこまで付いていくのですが、男性ならば、もうそのまま思うところをお書きになればいいんじゃないでしょうか。
史上最高のPVが出るはずです。
びっくりするくらい「読まれます」。
ご興味があれば遊びでやってみて下さい。