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大正浪漫「露草の栞」 更新しました

 近況ノートを更新のお知らせに使っている方が多いのでやってみました。
 前中後篇をそれぞれ上下に分けて、2話ずつ更新してさっくり完結します。大正~昭和浪漫です。

 ふしぎなもので書いている間に、毎日お花の話を更新している方からコメントを頂いたり、足跡を残してくれた方が「源氏物語」がお好きだったり、引き寄せっぽかったです。

 大正~昭和初期この時代は好きなのですが、実際に小説にしたのはもしかしたら初めてかも知れません。
 後篇にさしかかり、資料として佐々淳行(官僚。故人)の本がいる! と思い立って近所の図書館に走ったのですが棚になく、司書さんもお忙しそうだったのであきらめて、仕方なく手許の資料にあたりました。

 わたしは一発書きのように一行目からいきなり書き出して、あとは物語の命にまかせて自動筆記のようにして書くタイプです。
 書き手にして最初の読者のような、そんな立ち位置です。
 新しいキャラが出てきたら、
「誰?」
 って思ってます。
「誰?」って。
 いつも「これからどうなるのだろう」と思いながら書いています。でも完結するんです。
 序盤からラストまで考えて登場人物もきちんと決めてから書き始める方とは真逆です。
 人名も出てきた時に考えて、しっくりこなければ●と打っておいて、書き続けていると思いつくので戻って●を名前におきかえています。


 今回のような作品は資料にざっと目を通しますが、やっぱりプロットは立てません。
「お母さんお話して」と子どもに言われて「昔むかしあるところに」と話し始めて、次の夜に「きのうの続きは?」と言われて、(続きだと?)と焦りながらその場で思いついた物語を必死で続けていくのと変わらないです。
 原点というか、わりとプリミティブな小説の書き方をしています。

 登録ジャンルをまた迷いました。恋愛に入れましたがこういうのはどこに入れたらいいのでしょう。
 そういえば先日コメントを下さった方に、「わたしの得意はダークファンタジーです」なんて言っておいて、カクヨムさんには「白の境に舞う金烏」くらいしかまだありませんね。
 自主企画にひっかけてまた何か書けたらいいな。

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