朝、目が覚めて、話を一つ思いついた。
メモを取らないと忘れてしまうと思ったが、つい、二度目をしてしまい、ふたたび、目覚めた時には、すっかり頭の中から消えていた。
私はそうではないのだけれど、夢から話をつくるひとがいる。内田百閒が有名か。
私の場合は、話になりそうな夢を見ることはあるのだけれど、つじつまのあわないところを修正しきれないものばかりなので、話にまとめられることは少ない。
思い出せないでいえば、昔読んだマンガのタイトル。
女の子が、野宿か、ホームレスのところにお世話になって帰って来て、それを聞いた母親が倒れ込んでしまうというエピソードのあるマンガ。