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2020年10月の自分ルール【短編強化月間】ふりかえり

初めて「近況ノート」というものを使ってみます。

2020年10月、この月を「短編強化月間」として、3日に1本、トータル10本の短編を書きました。
以下、投稿順にご紹介します。


『2064』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922801187/episodes/1177354054922801211
... 人類滅亡系SFです。これから一ヶ月続ける執筆の勢いを付けるために、思いついたままに書き進めました。「人類滅亡SF」読者イベントに参加したところ主催の方からレビューを頂いたので、報われた感じがします。

『白い宿』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054932676661/episodes/1177354054932703573
... 一人旅の宿泊先で起こる、サスペンス系ホラーです。最初に主人公の背景を事細かに説明してみたら、キャラはイメージしやすくなったけど、その後の描写があっさり(犯人の動機がわからないなど)すぎて、アンバランスな感じになった気がします。

『雨が降っても立ち上がれ』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054933997025/episodes/1177354054933997032
... カクヨム「5分で読書」短編小説コンテスト(どんでん返し部門)応募作品。現代の時事ネタも盛り込みつつ……オチが言いたいだけ感がありますね。何となく、学生さんが朝に読む、ということを意識しすぎたかも。

『せっかく死んだのに異世界転生選抜トーナメントがあるなんて聞いてないんですけど?』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054934480706/episodes/1177354054934480717
... 長文タイトル、異世界転生、という「一度書いてみたかった」テーマを選びました。コメディ色も盛り込んで書いてて楽しかったです。元々は短編の予定でしたが、設定的に話を続けて長編にできそうですし、思ったより読んで頂けたのも嬉しかったので、連載化しようと考えています。

『ナガアシ様』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054934688646/episodes/1177354054934688647
... カクヨム「5分で読書」短編小説コンテスト(ホラー部門)応募作品。旅先で露天風呂に浸かりながら構想した短編で、現実に存在しない異形を文だけで描写する難しさが新鮮でした。10作品中、一番★をつけて頂いたケースです。ちゃんと怖く書けていたのかな?

『寒い冬には鍋夜食』 https://novelup.plus/story/617585790/245852880
... これはカクヨムには投稿していないのですが、何故かというとノベルアッププラスの「禁断の夜食コン」に応募するための作品で、小説というよりもエッセイにあたるからです。私の好きな鍋料理についてつらつらと書いているだけ。ピェンロー鍋おすすめです。

『ムササビシュレッダー』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054934912807/episodes/1177354054934912896
... ネタに困ったので、何かの本で読んだ「ランダムに思いついた単語を無理矢理繋げ合わせる」という発想法からタイトルをでっちあげ、タイトルから内容を考えた、というちょっと変わった作り方をした作品です。エグさが突然すぎたかも。

『彼女の七台の完全な分身』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888332962/episodes/1177354054888333034
... これまた最初の『2064』と同じく人類滅亡系です。でも今度はAIを主軸に。AIが自我を獲得したら、まずAI自身は何を思うのだろう?と考えたところから始まりました。元々は長編作品の設定メモの散文でしたが、短編小説として組み立て直して投稿したものです。大変嬉しいレビューを書いて頂き作者冥利に尽きます。

『ジョーカー』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054935254989/episodes/1177354054935254993
... 貧しい少女が突然不思議な力を獲得したら何が起こるか?という作品です。構想段階では、彼女を軸にした宗教が起こるんじゃないか、と考えていたのですが、いざ書き始めてみると、それ以前に主人公に可哀想な出来事がたくさん起こるということがわかりました。実はこの作品の異能力は長編『リバースティック・ハイゼンベルク』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887493332 で出てくる能力と一緒だったりします。

『ガール・スプリント・ガール』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054935297910/episodes/1177354054935297931
... カクヨム「5分で読書」短編小説コンテスト(恋愛部門)応募作品。コンテスト全部門を制覇してやろうと思って書き始めたものの、恋愛小説というものが苦手で、難産でした。10本書いてみて思いましたが、いかにも続きそうなプロローグ的短編になってしまったものが多くて、短い文章で世界観を完結させる難しさを痛感しています。


以上、自分自身の記録の意味も込めた先月の短編メモでした。
今月からは、二年ほどのろのろ連載中の『リバースティック・ハイゼンベルク』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887493332
の最終章を書いたり、それが終われば(終わるの?)、今回描いた短編の一つ『せっかく死んだのに異世界転生選抜トーナメントがあるなんて聞いてないんですけど?』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054934480706 を長編にしてストーリーを作ってみようと思います。

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