藤村 最

真逆の世界観を持つ２本のストーリーが交互に展開する、ミステリ仕立てのディストピア／サスペンス・ヒューマンドラマ。 ◆全の章◆ 　『結婚』、『家族』という概念の存在しない閉鎖的な…

昔々、あるところに王子様がおりました。 綺麗な身なりをして、背筋をピンと伸ばし、髪はさらさらで、とても目を引く青年です。 けれど、その王子様は……。 おとぎばなしのような、昔話…

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です。 ワンルームで半泣きの兄貴、呆れているおれ、昨日出来上がったらしい死体。外にいるだろうセミは痛いくらいの日差しで元気をなくしているらしく、…

ファンタジックで童話のようなショートショートです。

人間上がりの魔女である私 毎年ある夏休みは、魔法界で魔法の研究をしながら過ごすのが常だった。 しかしある年の夏休み 家にある書籍の整理のために家を出ざるえなくなり、彼女は十数年ぶ…

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品 お題「男性の一人称小説」

日常を愛する人と非日常を切望する人と、非日常が日常になってしまった世界との話 第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です。

会社の後輩が、飲みに誘ってきた。

あなたは、旅行の計画はしっかり立てる派ですか？ 行き当たりばったりを楽しむ派ですか？

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です。

中学一年生の嵯川侑惺（さがわゆうせい）はある日突然、世界の狭間にある不思議な郵便局から配達人にスカウトされた。 「郵便屋さんになりたい」と短冊に書いた願いが届いたから、らしい。 …

声劇サービス用に編集したテキストの置き場。 台本の使用に関しまして、下記の点を遵守してください ・作者名と台本URLの記載 ・使用のご連絡（使用前でも後でも大丈夫です） ・使…

　きみだけに見えていた十四の亡霊。 　あまりにも早すぎた別れの季節。 【お題】愛 【ジャンル】恋愛 【登場人物】『きみ』（中学生の少女）、『彼』（そのクラスメイト） 〈第五回…

学校に行けなくなってしまった妹を元気づけようと、おれは米津玄師を家に連れて帰った。

或る画家のもとに、一通の手紙が届いた。それはかつて浅からぬ交流のあった青年からのものだった。

魔王を倒した勇者は『反逆者』とされた。 唯一の勇者の仲間、道化師は反逆者の一見として処刑台に上がる。 そこで、彼は最後の五分の告解をする。 ※第五回こむら川小説大賞参加作品 ※…