そうだ、中編を書こう。
経緯は分からないのだが、一週間に一度気まぐれで作品を出してお仕舞いにするよりも、ある程度ボリュームのあることを、予定を立ててやれた方が良いことに気付いた。
しかし長編じゃキリがなさそうだったので、20000～80000文字という範囲のある中編にしようと思った。
ただ、このままGoしようとしても、エタってしまうことは分かっていたので、先人達の手を借りることにした。つまりカクヨムにいて、既に中編を上げている方達、そのデータを取れば参考になると踏んだ。
ジャンルや評価、文字数。完結済みか連載中か。カクヨムは検索が細かく出来ることを初めて知った。
30作品程度に絞れたので一作品ずつ眺めた……
・基本は日次更新であること。そうでないにしてもある程度までは日次、途中から週に1～2回更新。
・話が面白い。
・一話ごとの文字数は2000～3500文字。
・話が面白い。
・キャラクター数は概ね2～4人の主要人物（全編に渡って登場）＋サブ、取り巻きの構成。
・話が面白い。
・話が面白い。
・ジャンル「現代ドラマ」で選んでみたけども、バリエーション豊か。現代を舞台にしてれば恋愛（同性、異性問わず）でも、ホラーでも、ファンタジー要素あっても、無論生々しい闘病記でも良いわけだから、実際やり易いのだろうか。
・それでも☆が多い作品は尖るものがあるように感じられる。作品のコンセプトや文章が良い……というのは当たり前なのだが、なんだろうか「熱意」があるというか、「病的」というか……
・話が面白い。
そう、ヨム沼にはまった。
浴びるように文章を読み、私はデータをとることを途中から放棄していた。
こんな素晴らしいアイデアを何週、いや何ヵ月もの間、温めてきたのだろうか。
温め続けられる能力も優れた技術だし、その温めたものを最適な頃合いで一気に出せるのもまた優れた技術である。
どうも今度は創作論の読み漁りになりそうだ……