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都知事選投票日


 と言うことで、先ほど投票してきました。
「としよりの戯言」でも書いたように今回の都知事選ほど酷い選挙は余り経験したことがない。おかげさまで普段なら朝7時には投票を終えているのだけど、なんだかずるずると8時過ぎまで家に籠っていました。しかしニュースによれば本日は「熱中症警戒アラート」発動日であり、そんな日の昼日中に投票所に向かったら倒れてしまう・・・かもしれない。
 殺人的な選挙ですね。「熱中症警戒アラート」が理由で投票率も上がらないかもしれない。選挙に熱中しているのは候補者だけでしらけムード漂う投票所とか思ったら、訪れたのが一時間ずれていたせいか、いつもより人が居ました。パラパラと、だけど。いつもはパ、しかいない、おかげさまで立会人・管理者15名対投票者1の「候補者名書いているとばれるんじゃねえか恐怖症」からは遁れることが出来ました
 それにしても・・・。
 公約が「ばーさん3選0」なのか、」と思ったらVersion3.0・・・?「できの悪いソフトか?つまらん英語を使うな、卒業したならアラビア語で喋れ」、の候補者とか、「1位でないとだめという事実を、身を以て知る都知事選・(そして)小選挙区制になるかも」、の人とか「飽きたから」市長をやめた人とか、なんかつまらない突っ込みしか入らない候補者に加えてヘドロの泡のような泡沫候補、民主政治の選挙制度を悪用して民主政治を破壊する目論見があるとしか思えない輩たち。
 「選挙ポスター掲示板ジャック」をしておきながら、「選挙ポスター掲示板」などやめてしまえ、みたいな「論点ずらし」を平然とする愚か者たち。はい、それは選挙ポスター掲示板の問題ではありません。ネットでなんかやったらもっととんでもないことが起きます。頭の悪い「論点ずらし」を行う人と、それに簡単に引っかかる人。民主主義の障害になりつつありますね。

 やはり日本の民主主義は考え直さなければなりませんね。心底で民主主義というものの価値を知らない人々が多すぎる。

 今年の夏は世界でもさまざまなところで選挙が行われているけれど、特徴は「体制に対する不満」で共通しているのかも知れない。マクロンの見込み違い解散、イギリス保守党の惨敗、一方でイラン大統領選は原理主義から改革派への移行・・・。少なくともロシアとか中国とかよりはイランは民度も政治体制もましなのかも、とさえ思えてくる。イラン人・・・本来はどちらかというと優秀な国民なのだけどね。

 さて、結果はどうなることやら?開票と同時に「当確」だけはやめてくれよ、と思いつつ結果を見ることにします。今日は「光る君」はお休みだ。いずれにしても都知事が「光らない君」になることは確定的なのだよ。嗚呼。

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