• 歴史・時代・伝奇
  • エッセイ・ノンフィクション

グレングールド この面倒なピアニスト

ピアニストに恋をして、という題で文章を書いているのですが全くアップデートができていません。これは次のピアニストとしてグレングールドを選んでしまったことが理由です。一番好きなピアニストではないですが一番気になるピアニストである彼に関して書き始めようと思った途端にさっぱり筆が進まなくなったのはとっかかりがないからではなく、とっかかりがあり過ぎるからでしょう。そのとっかかりを纏めることが今の段階では全くできずにstallしてしまっています。とりあえず複数あるとっかかりとは
①ショパンを初めとしたロマン派の曲をなぜ彼は弾かないか
②なぜブラームスは弾くのか
③なぜ、チャイコフスキー、ラフマニノフ、シューマン、グリーグなどの有名協奏曲を彼は弾かないか
④③に関連してなぜブラームスのピアノコンチェルトだけは残したか
⑤なぜモーツアルトとベートーベンのソナタは全集を作った、あるいは作ろうとしたか(そしてなぜベートーベンは貫徹できなかったか・・・モノラル時代から始めたにもかかわらず)
⑥どうしてとりわけベートーベンに関して非常に奇妙な演奏を残したか、そもそもこれは奇妙な演奏なのか
⑦なぜバッハは奇妙な演奏ではなかったか(ヘンデルも)
⑧現代音楽は彼にとって何だったのか
⑨ベートーベンのコンチェルトは全て録音したのになぜモーツアルトはしなかったのか(ソナタと逆に)
⑩トランスクリプションの演奏は彼にとって何の意味があったか
⑪なぜ室内楽や歌曲の伴奏をしたのか
などで、これ以外にもいろいろあり過ぎて当面⑤、⑥のあたりをメインのとっかかりにするためにベートーベンのソナタの譜面を買ってきました。⑤、⑥だけでも時間がかかりそう、、、

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する