N岡

三話で完結です。 とりあえず、色々とネタバレです。

三題噺や思いつきの習作置き場です。 短くさくっと読めるものばかりなので、この人どんな雰囲気の話書くのかなーと、ちらりとのぞいていただければ嬉しいです。 全て独立した短編です。

昔通っていた沖縄料理店にはとろけーろというオリジナル料理があった。

人気舞台俳優の光輝（こうき）と彩音（あやと）。プライベートでも仲の良い二人だが、光輝は密かに彩音に想いを寄せていた。 しかし、光輝はそんな想いを抱くことを「正常ではない」と信じ、…

吸血鬼のシギズムンドは人間の青年琢磨と七年前に知り合ってから仲良く過ごしている。そんなある日、琢磨が目から陽光を発するようになってしまった。 第七回こむら川小説大賞応募作品

ジャンルごちゃまぜ、どこから読んでも大丈夫。そんな短編集です。 以下補足 第1話:行旅死亡人情報データベース 南雲さん主催の匿名短文カツラバレ企画参加作品。 詳しくは↓こちら…

幸せな生活を送る家庭の奥さんが事故にあった。それはひどい事故で容姿がわからなくなってしまうほどの大怪我だった。患者家族に精神的ショックを与えないために行われるサブロゲーションプラ…

菊池良太は高校進学と父の転勤に伴い地方から東京へ移住する。両親にとっては懐かしの、良太にとっては憧れの地だった東京。期待と不安に震える良太は入学前最後の面談で、奇妙な風習について…

内見中の全てを破壊しながら突き進むバッファロー高橋は三分以内にやらなければならないことがあった。 窓も扉もない人間ぶっ殺しゾーンから脱出するためにトリあえずからくり箱の眼鏡絵とし…

ヒトミは物心ついたときから分厚いめがねをかけさせられていた。 「めがねがないと見えないんだから」 母に何度もいわれてそういうものかと諦めていた。そんなヒトミにも恋人ができ、とうと…

〈僕〉、水野ヒカルは生まれつき特殊な共感覚をもっていた。危険を知らせる人や物は赤色に、幸せや安心をくれる人や物は薄青色に光って見えるのである。 その体質を気味悪がられて人付きあい…

中西はベッドの横に転がる死体を見つめていた。 誰だか知らない女の死体だ。 いつ死んで、なぜここにいるのだろうか。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものでは…

私は悪夢を見て目を覚ました。 はなさないで、という声が聞こえる夢だ。 映像はない。声だけ。 どういう意味なのだろうか。

Xでたぬきエピソードが話題ですね。 私のたぬきも置いておきますタヌよ。

坂本は突風にあおられ、瞼を閉じた。目に鋭い痛みが走った。 いつもなら五分もすれば治るのに、目の痛みは一向に引かない。はじめは軽く見ていた坂本だったが、社に戻ると眼科に行くよう勧め…

私はカホンという箱のような簡易ドラムを演奏する女の子です。 叩いているとみんな楽しそうに踊るので、私は自分の演奏が大好き。

『僕』はロフト付きの八畳間で声をかけられ、ふと我に返る。しかし、声をかけてきた男が誰かわからない。呼びかけられた名前と、手にしていた名刺から、僕が高梁で内見に来ていることは分かっ…

夏休み、昼間から酒をかっくらっている花布芙蓉と松下正文は彼の趣味であるところの内見冷やかし巡りをすることとなった。

　スマホの画面を鏡代わりにして、自分の前髪を直していると、後ろの男性がちらりと写って見えた。 　大きめのサングラスに、黒の不織布マスク。真ん中分けのグレーの髪の毛。羨ましいほ…

この宇宙には三分以内にやらなければならないことがあった。 しかし、それがなにかは宇宙自体も知らなかった。

全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れには三分以内にやらなければならないことがあった。

一分と少しで読めます。

深夜、ゴミ捨てに出た「僕」は、不気味な影を見かけました。 ＊この物語はフィクションです。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

昼休み、どこで食事を食べようか悩んでいた美袋は、なぜか親しくしてくれる女子に声をかけられた。 「秘密の食べ方、教えてあげる」 そう耳元で囁かれ、美袋は屋上へと誘われた。

誰がどう見ても異世界です。 偽中国語恋愛小説 https://kakuyomu.jp/works/16816927861903120079 偽中国語殺人事件 https://…

夛田は普通に生きていきたい

エイル様のこちらの企画に挑戦。第二弾！ https://kakuyomu.jp/user_events/16817330659711218403 今回は広告代理店の課長さんです。

変なことばかり起こる、幼馴染みの男女の一日。 「女の川」……ぼくはチカを迎えに行った。すると平屋建ての小さな家からは、ドアから窓から大量の女があふれ出していた。中にいるはずのチ…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部に参加させていただきました。

現代語や古語で書いた短歌です。 古語で書かれたものは、本文に意訳を載せています。 随時追加予定。

掛詞

せっかくカクヨムでやるからにはとカクヨムっぽさを出すつもりで、創作沼にハマった人の五年を書いてみました。 *十七句の季語（？）はKAC。カクヨムアニバーサリーチャンピオンシップ…

深夜、相澤はタバコを切らしているのに気づき、どうしても我慢できず傘を手に家を出た。水滴の落ちる階段を降りているとき、ふと顔をあげると、細道に自転車を止め、じっと何かを見ている男が…

ある日、帰宅した彼を待ち受けていたのは自称未来から来たネコ型ロボット【青猫】だった。青猫は、君の願いを叶えるために未来からやって来たと主張するが…… 青年と青猫は次第に距離を縮…

　常磐木悟（ときわぎさとる）は、理学部・生物行動学科の大学二年生。人とのコミュニケーションを出来る限り減らしたいと思い、将来は昆虫研究者になることを考えている。 　ある日、図書…

工学部の学生、正木康介は、初対面の女にポルターガイスト現象の解決を依頼される。 康介は女のチョロい人妻オーラに惹かれて依頼を受けるが……。 ＊約9000字

すべてを殺す。完璧になるために。 香鳴裕人様　[第3期] 同題異話SR -April- 『始まりをいくつ数えた頃に』 https://kakuyomu.jp/user_ev…

しりとり企画 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054889667307 キーワード【スープ】

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』 「いいわけ」参加作

[KAC20237]『いいわけ』の曲解 枯井戸ナツはウェブ小説サイト大手のひとつヨミカキの人気作を読み、頭を抱えていた。 ※本作はフィクションであり、実在の人物や団体とは一切関…

僕はヒトより一足はやくランチタイムを終えて会社に戻ろうとしていた。駐車場で猫が日向ぼっこをしていた。嫌味のつもりで「ご精が出ますね」と話しかけると、猫は「ヒトより仕事が遅いもので…

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』 「アンラッキー7」参加作

不幸体質というサイトを通じて知り合った、男女六人と一頭の集まり。

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』「筋肉」参加作品。

　終わりを迎え、終わりを越えた世界にも、人里はある。 　↓関連作品。 　https://kakuyomu.jp/users/Hatori/collections/1681733…

寝坊した長谷川が慌てて街に飛びだすと世界は筋肉だった。

短編集「我儘の彼岸」より。 テーマ真夜中の散歩

実は今朝、昨日の深夜？　こんなことが起きてたんだって。

寝れなくなった滝川が深夜の散歩に出て帰ってくる話。

スマートシティ、集合知都市