河端夕タ

有史以来、空想上の生物でしかなかったドラゴンが日常の中に根付く世界観が、まず入り口として引き込まれます。三原則、といったキャッチーな設定も相まって、地球のどこかにはあるんじゃないか…続きを読む

プロレスがテレビ黎明期を支えたように、コロシアムが娯楽であったように、誰かが戦う姿は人を魅力します。
洗練された文章、無駄のない1話完結なので、ぜひ一度巡り合ってもらいたいです。

ナナメな主人公とまっすぐなヒロインの掛け合いは、愉快なのに儚げで、まるで声が聞こえてくるようなリアリティがあります。
まだ読み始めたばかりですが、続きを楽しませていただきます。

最愛の姉を奪われた主人公による、切羽詰まった綱渡りの学園生活に、没入すること間違いなし！　私がそのひとりです。 ヒロインが魅力的なことも推しポイントのひとつ。誰が好みが、語り合いた…続きを読む

同担拒否だのガチ恋だの、「推し」をめぐる表現は多くなりました。でも、根底にあるのは「好き」だけ。
そんな思いを乗せて突き進んで欲しい作品です。楽しみにしています。

いわゆるザマァ系なのかもしれませんが、奥行きがあってスカッとするだけではない作品です。

世界を描くことに、必要な言葉を選ばれているような印象を受けました。
また覗いてみたいと思わせる作品でした。

凄惨な出来事を語る人物の視点が変わるたび、ガラリと変化する物語。最初から最後までトップスピードで、登場人物の感情の激流が描かれています！ みんな、どこかネジが外れているし、タガが外…続きを読む

静かな空間でゆったりと、のんびりと本を読む人たちの空気感を丁寧に演出されています。 これまでの人生に何があったのか、どんな事情があったのか。静かにしないといけない図書室だからこそ、…続きを読む

冷静冷徹なアイリスと、温厚温和な修。
まったく異なるベクトルで浮世離れしているふたりの温度差が、じんわりと伝わる物語です。

人間ってままならないよネ。
ということを、シンボリックに突きつけられたような心地がします。
個人的には、がんばろ、と思える作品でした！

「あまりに感傷的になる作品」というだけで、出会う価値のある作品だと思います。
💚木暮くん的に言うならば「泣かすなよ…問題児のくせに…」

聞き覚えのある、くらいの興味本位で開いて、なんだか得をした気分になる作品でした。 思考実験「シュレディンガーの猫」は、すでに一般化されているのかもしれませんが、現代日本人にはこう…続きを読む

世界に共通認識が持たれるようになった「kawaii」とは、いかに流動的であるのか。 読んだ人に、昭和のかわいい、平成のカワイイ、令和のkawaiiを考えてみてもらいたい。そんな作品…続きを読む

命は大切。
でも、それは“個”であるからなのか？
端的に人生を問う、たくさんの人の目に留まってほしい作品です。

日常にこそ物語に溢れているのだと思いながら読んでいます。
主人公と、主人公を取り巻く人物が何を発信するのか、通知設定をしたくなる作品です！

広大な作品世界にワクワクします。
世界にはどんなものが待ち構えているのか？　緊迫感が漂う物語です！

日本人に根付いている『かぐや姫』から飛躍した物語です。
速度感と緩急が凄まじく、勢いに乗って運んでくれる作品だと思います。
いったいどこへ行き着くのか、楽しみにしています。

ふたりきりで始まり終わる、鮮やかな切なさが魅力的。
断片的なやり取りにふたりの関係性を覗くことができて、想像の広がる物語です。

鮮烈な如月さんとの出会いを楽しめる作品だと思います。 No.1にならなくてもいい　もともと特別なオンリーワン なんだかんだ言っても、これが真理でしょう。 続きを楽しみにしております…続きを読む

主人公の人物像にまず目を奪われてしまいます。 XT400アルテシア×巫女服。みたらし団子×オレンジジュース。 我が道をいく彼女だからこそ、妖怪とのタッグで相乗効果を生み出すくらいは…続きを読む

スピーディーな文章が鋭さになって、怖さを増幅させています。
一目で読みやすく、きちんと怖いのです。

ひとこと紹介の通りです。
真摯な分析とまっすぐな文体に唸りました。

ゆっくり、ゆったりと流れていく文体になんだか和んで読み進めていました。
遠慮がちな語り部に幸あれ。

冷静で視野の広い登場人物が魅力的です。
なにより、会話がユーモラスで小気味良いのです。学校でなんか見かける愉快なやり取りを覗くような心地がします。

丁寧で、どこか切実な語り口調に惹かれてどんどん読み進めています。
鬼の副長も魁先生も、やっぱり人。
新選組の表情が見える、とても誠実な作品だと感銘を受けました。

それぞれのパーソナリティがぶつかり合う化学反応で、予想だにしない小説が爆誕していく様子には愉快な魅力が満載です。 読んでくれる人もいて、書いてくれる人もいる。だから自分も現在進行…続きを読む