昨日はネットをお休みして、「鬼と天狗」の最新話執筆に集中していました。
もっともカクヨムは無料で予約投稿ができるので、その制度を利用して「詐欺師」は完結させた次第です。
「詐欺師」は私が実際に遭遇した事案をベースに作っていますが、今思い返しても、あの前田(仮名)は手強かったな……と感じます。
数千人のフォロワーを持ち、多くの人を巧みに扇動もとい洗脳して、note社が自分の味方であるように世論を誘導し、また、Xでは「警察が動き出した」ような偽情報を流されました。
もっとも、私は法律系学部出身。刑事訴訟法も勉強したことがあって、当人が「郡山警察署へ訴えた」とTwitterで騒いでいたところなどは、すぐに嘘だとわかりました。
刑事事件では、刑訴法上、原告は自分の住所管轄の警察に訴えることになっていますから。
ですが、法律の知識がない人があの手合に対抗するのは、まず無理でしょう。多くのnoterが騙され、また一方的に名前を利用されたことについては(某作家も利用されている形跡あり)、note社にもっと早く対処してほしかったと思います。
そして、作中では主人公が弁護士のOさんの助言を受けていますが、実際には私がほぼ全て独力で対処しました。
もちろん、励ましてくれる人などもいましたし、有益な情報提供にも助けられたのですが、「サイコパス」型の詐欺師は本当に恐ろしい。が、必ず矛盾点が見つかるはずですので、この手の事案で迷ったら、まずは弁護士など専門家に「ありのままを(ここがポイント)」伝え、相談してほしいです。
以上、「詐欺師」作話についての裏話でした。