一昨日、地元の「俳句会館」?(と言っていいのだろうか……)である「風流のはじめ」館へ行ってまいりました。
一応、俳人の端くれ(と勝手に思っています)でもあるので、私にとっては割と親しみやすい場所でもあります。
https://s-furyu.jp/schedule/20230909/例によって「noteの記事にするべ」と思って、会期最終日に思い立って伺ったのですが、そこでやはり展示を鑑賞されていた方々と、大いに盛り上がった次第です。
そして、「実は地元を舞台にした歴史小説をネットで書いています」と述べたところ、非常に興味を持っていただいたのですよ。
折よくPCを持って歩いていたので、実際にAmazonで販売している
・直違の紋に誓って(二本松少年隊の武谷剛介)
・泪橋(須賀川二階堂氏の悲話)
について話し、展示物そっちのけで(こちらも、僭越ながら少々解説をさせていただきました)、地元の歴史の話で盛り上がった次第です。
そして有り難いことに、館内のスタッフの方にもご紹介いただきまして、「須賀川史談会」への入会のお誘いも頂きました。
実は「泪橋」については、地元のクリエイターの先輩にあたるAさんという方が、以前、会長様に作品をご紹介してくださったことがあるようなのです。
会長様のお名前に聞き覚えがありましたし、私としても何らかの形で地元の歴史活動に関わりを持ちたいと密かに願っていましたから、これほどありがたい話はありません。
幸い、「泪橋」は一足先に須賀川中央図書館で「地域資料」として登録され、一般の方でも既に閲覧・貸出可能な状態となっています。
(「直違の紋~」も、近日中に献本予定です)
これは、やはり地元の先人たちの「お導き」であると、感じ入る次第です。
須賀川史談会への入会が決まれば、「作家」「ライター」という肩書とは別に、「郷土史家」としての肩書も名乗ることを許されるかも知れません。
それは、ライターを始めた当初から「いずれは地域創生に関わりたい」という、果てしない夢だったことの具現化でもあります。
目の前の出来事だけでなく、このような形で地域の歴史に名を刻めるというのは、非常に幸せなことではないでしょうか。
いずれにせよ、今までご支援くださった方々を始め、新たに縁を繋ごうとして下さる方々には、感謝あるのみです。