今まではnoteを中心に活動していましたが、少し見直す……というよりも、noteから撤退しようかなあ?なんてここ数日考えています。
原因は、平たく言うと「言論の自由」と「誹謗中傷」の区別がつかない人が跋扈しすぎていること。
私も何度となくやられていますが、いい加減「うんざり」しました。
わいせつな言葉を書き散らすことの、どこが「言論の自由」なんですかね?
一度、「チャタレイ事件」の裁判の記録でも読んでおけ!と叫びたくなります。
→知る人ぞ知る、「わいせつの裁判規範」を示した、有名な判例です。
カクヨムではほぼ隠していましたが、ワタクシ、本職(Web記事)では、法律系のコラムなども書いています。でもって、法学部系(正確にはもっと学問領域は広いですが)の出身者なので、実は法律系科目の基礎知識は一通り網羅していますし、法律には強いです。何せ、学生時代の愛読書が三省堂の「模範六法」でしたし。
私の知らないところでは、カクヨムでも誹謗中傷はあるのかもしれません。
ですが、少なくともカクヨムでは「お互いにいい作品を鑑賞しあい、高め合う」文化はまだ残っていると感じます。
今のnoteは、さながら古代ギリシャなどの「衆愚政治」のよう。
要するに、「刺激的で面白ければ何でもいい」という考え方が蔓延している状態です。ですが、それって誹謗中傷をしてまで、セフルブランディングに本気で役立つと思っているんですかね。
そして、ここからはWebライターとしての考察になりますが、noteがそういう状態を放置しているのって、「ドメインパワーを強くする」目的のために、黙認しているのかな……と、ワタクシは思います。
だとしたら、note社はコンプラもへったくれもあったものではありません。
そして長期的な目で見れば、「2ch」などと同じような経緯をたどるのでは?というのが、ワタクシの中長期的な予測。
あそこで書いているというのが、逆にセルフブランディングの足かせになる可能性も、今の状態のnoteなら有り得ると思います。
意地の悪い比喩かもしれませんが、かつて「2ch」からは「電車男」などの名作も生まれました。ですが、誹謗中傷ややっかみなどが跋扈した結果、利用者が減りましたよね。あの場所で活躍していました!なんて、ライターの間では大声で言いにくいでしょうし、これからのnoteは、そうなって行くのかもしれません。
noteはUI(ユーザーインターフェイス。ユーザーにとっての使いやすさ)自体は結構優れていますし、公式マガジンなどのUXもまずまず。ですが、誹謗中傷を黙認し続けるというミスを、note社は犯し続けているように見えて、なりません。
少年法、侮辱罪など各種法令が厳罰化に向かい、コンプラについて一般ユーザーの目がますます厳しくなるなかで、犯してはならないミスだと、私は感じます。