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第3回角川武蔵野文学賞

ついに結果が発表されました。
https://kakuyomu.jp/contests/musashino_bungaku_2022

今回は、紙一重のところで涙を飲みました。
強がりではなく、赤坂先生に名前を取り上げて頂いたことから、これからの自信にもつながる作品だったと感じます。

ただし、課題もあります。
普段はSEOライターをやっているからでしょうか。
私の場合、傾向としては無難な着地が多いので、意外性、先が読めないなどの展開は、これからの私の課題かもしれません。
また、キャラ立ちが弱いこともあるので、これもこれからの改善点ですね。

逆に、今までの経験が生きた部分もありました。それは、赤坂先生の講評にあります。

"今回は、それぞれに武蔵野の地勢や風景をさりげなく描き込んでいる作品が多かった気がします。"

私の場合、「俳句」に親しんでいるのが、プラスに作用したと感じます。
「情景描写」は俳句の基本ですが、今回の作品で、吉野梅郷で二人が結ばれる場面などは、俳句をやっている影響が間違いなく見られます。
今回は、4000字の枠でどうやって収めるか、そしていかに読者がリアリティを感じられるか。この辺りの計算は、俳句の作句から学んだような気がします。

さて、現在取り組んでいるのは再び歴史小説。
「御岳山のお犬さま」は、やや古代ファンタジーの香りもしますが、私にしては珍しい傾向の作品かもしれません。
(ファンタジー要素や、現代要素など)
次の「武蔵野文学賞」向けの作品を書くかは未定ですが、
「カクヨム」で代表作にしている「直違の紋~」は、歴史好きのnote仲間や、二本松藩関係者の間では割と評価の高かった作品ですし、現在取り組んでいる「鬼と天狗」も、今まであまり扱われてこなかった二本松藩のリアルな姿を描き出していく予定です。

下書きは3話ほど出来ていますが、noteでの公開と歩調を合わせていきますので、しばしお待ちくださいませ!

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