第二章 第五話 虎洞寺邸 ⑤ 凄腕家政婦は茉凜に向き合う
をカキカキ中です。
実は当初のプロットでは、主人公は「メンタルの強い男の子」で、「柚羽は女の子」の設定だったのです。それを性別逆転させて始めたのがこのお話。
絶望に追い込まれても、当初の男の子設定だったなら「なんだ? んなもんに負けるかこの野郎。面白えじゃねぇか。いいぜ、なんでもやってやるよ」でへっちゃらなんですけど、ごく普通のメンタルの女の子が主人公になってしまったので、落ちるところまで落とされてしまいます。
彼女の前に現れた大人たちは、あえて真実を明かさず嘘をついていましたね。柚羽に告げられて、もう誰も信じられなくなっていきます。
どこにも救いが無いように見えます……。果たしてどうなってしまうのか茉凜。
柚羽は彼女に真実を伝えた理由。なにか思惑があるように思います。