柚羽 弓鶴という男の子は、一見するとお人形さんのような美しすぎる容姿をしています。学業優秀、スポーツ万能と非の打ち所のない生徒ですが、誰とも会話しようとせず、人を寄せ付けない猛烈な冷たいオーラを放っています。まるで氷の柱の中に閉じ籠もっている王子様。
少しでも自分のテリトリーに入り込んでくる者がいれば、鋭い眼光で猛烈な敵意を放ちます。茉凜はそれを身をもって体験しました。また人の話をまったく聞き入れようとしません。俺様がすぎる人です。ですが、作中の茉凜の必死な訴えかけに対して、一言「すまなかった」と折れています。面倒だからそう答えただけなのかもしれませんが。そして、関係のない茉凜を救おうと動いたこと。血も涙もない人物というわけではなさそうです。
深淵という組織に対する恨み。家族が不幸になった原因がそこにあるみたいですね。
果たして彼の奥底にある本当の心は?
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