参加作品数

7

参加受付期間

  • 終了

企画内容

少し実験的な企画です。単に作品を募るのではなく、構成を意識した創作をしてもらおうという試みになります。

そのために設けた縛りが「書簡体・告白体小説」です。登場人物の書いた手紙(に類するもの)、あるいは誰かに向けて喋った言葉がそのまま小説の本文となる形式ですね。前者なら夢野久作の「瓶詰の地獄」、後者は太宰治の「駈込み訴え」が有名だと思います(両作とも青空文庫で読めます)。

この形式を選んだのは、否応なしに「過去」を描くことになるからです。リアルタイムで状況を追っていく文体と違い、語り手はあらかじめ何が起こったのかを把握したうえで言葉を紡ぎはじめます。誰が、誰に、何のために、どのように書く(語る)のか。そしてそれをどう見せたいのか。それを、しっかり考えてください。それが構成の意識につながるはずです。

つまり、プロットを立ててから書けってこと? 少し違います。今回の趣旨はあくまで構成を意識してもらうことです。見切り発車でも、いつもとは違う意識を働かせてもらえばそれでいいのです。だらだらと目の前の状況にカメラを向け続けるのではなく、(語り手にとっての)現在というゴール地点を設けた上で、そこに至るまでの過程を考えてください。また、その上でより効果的な見せ方を考え、推敲してください。

参加資格ですが、書き下ろしであれば、どなたでもけっこうです。初心者の方、構成の意識を養いたい、あるいは再確認したいという方、バシッとお手本を見せてやるという方、などなど、お好きなスタンスで挑戦してみてください。長さの制限も設けませんし、連載中の状態で登録していただいてもかまいません(ただ、できれば短編の枠内で終わるようにしてください)。

なお、上記の主旨と照らし合わせた上で、「お手本となる自信がある」という方は過去作を投じてくださっても結構です。ただ、複数人の証言や書簡を組み合わせたものは極力ご遠慮願います。あくまで語り手=単一の主体が過去を俯瞰し語るという点を重視したいので。もちろん、最初と最後にちょろっと他の視点が入るくらいはいいのですが。わたしも一応、自作を置いておきますので、参考にしていただければ。

最後に。何かありましたら近況ノートにどうぞ。書き下ろし推奨の企画はやったことがないので、期間設定が適切かどうかわかりません。参加したいけど間に合うかどうかわからない、という方は気軽にご連絡ください。投稿を待つ形で延長する所存です。また、リクエストがありましたら、発想のヒントとして個別にお題を出させていただきます(採用しなくてもかまいません)。

5/5加筆訂正

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「構成を意識しよう~書簡体・告白体小説を書いてみる~」を選択してください。

運営より

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参加作品一覧

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主催者

厭世家による、厭世家の為のエンターテインメント「厭為」を目指す偶像破壊者にして紙上のテロリスト。創作を通じてこの歪な世界を壊すことを目的としています。 作品数が多いですが、コレクションで色々とまと…もっと見る

近況ノート

参加者 7