「龍／蛇」を含む小説

埼玉県・鶴ヶ島の小さいけれど、大きな神社「光徳神社」。 宮司の娘・夕凪は、朝の掃除と鈴の音に囲まれたこの場所が嫌いではないけれど、「神社を継ぐ」覚悟までは決められずにいる、ごく普…

絶海上の皇国、輪国には龍蛇の一族と呼ばれる者たちがいる。 水を司る龍蛇神と人間の間に生まれた半神――その子孫である彼女たちは代々、男であれば龍男（たつのお）、女であれば蛇女（じゃ…

今年（と前年）の年末年始の風物詩を「私」の視点で書いたエッセイ風小説。 従兄弟の神社に例年通り巫女として狩り出された「私」から見た、歳神の退去と降臨。ゆるっと現代ファンタジー。

出雲市大社町杵築東。 ワープして辿り着いたのは出雲大社の宇迦橋の第一の鳥居(石製)の上空だった。 ときは旧暦神無月の十月の十一日。 新暦では霜月の十一月。出雲地方ではまさに今が『…

稚拙ですが頑張ってます。ぜひ読んで。

【大法螺葦原国史】 誉津別尊は、人の言葉を話せるようになる為に訪れた出雲国の稲佐の浜で、運命の女性・肥長比売と出会い、愛し合った。だがそれは、日本武尊が、永劫に苦悶する宿業を課せ…

トキとモモという龍蛇人の夫婦がイト国の首都キョウに住んでいた。ある時不思議な力によってトキとモモの人生は変わり、赤ん坊が生まれる。50歳つまり人間でいう５歳の時に主人公に入学届が…

山陰の漁村、龍蛇集落に住む高校生、真島御華子は一人の美しい青年と出会う。御子神省吾と名乗る彼が訪れてから、しだいにいままでこの辺鄙な集落に隠されていた世にもおぞましい秘密が明らか…