「飼育日記」を含む小説

　友人から枯れ女と評された”小鳥遊　涼”は、夏の終わりに海外に移住する事となった兄と甥っ子から、ある物を託したいという願いを受け、その願いを渋々引き受ける事となったのだが、託され…

学年首席の秀才ながら落ちこぼれクラスに進級した鮎沢八束は、新学期早々クラスメイトの美少女に告白される――ナイフ片手に。美少女はなんと自分のストーカーだった!! これは落ちこぼれの…

とあるベンチャー企業が手乗りミイラを開発した。「私」も流行に乗って手乗りミイラを飼いはじめ、徐々に手乗りミイラの魅力に引き込まれていくが……。 ――私の覚悟は、もう決まっている…

おもしろいな、と思った生き物の話を主観でつらつらと書いていく予定です。 2020年6月　ちょっとだけ帰ってきました

ネット購入した飼育キットを使って、私は異界を飼い始めた。 机の上から始まる、新しい趣味の世界。猫のショーショーと暮らしている主人公が、まったり異世界を育て上げるお話です。 生き物…

こんにちは、地方在住の会社員「高原了大」と申します。 突然ではありますが、最近、非常に興味深いものを近所の裏路地にて入手致しました。 名称は「ミアビーノ」と言い、虫籠程度のガ…

小学六年生の聡は、通学路の途中で道の上に落ちていたスズメのヒナを拾った。担任教師である磯生の計らいでヒナは教室で育てられることになり、聡はすぐにヒナの世話に夢中になった。そして、…

自殺をするため久方ぶりに外へと飛び出したら、外界は巨大化した虫の巣窟と化していた――ある虫に捕らえられた「私」の、非現実的な一週間。 　「幸せ」って、なんだろうね。

　わたしはパパに『だるま』をもらった。