「逆ハーレム 現代ファンタジー」を含む小説

ごく普通の女子高生・月光羽闇（げっこう　はやみ）。亡き母から託された紫の石のペンダントが白く光を放ったあの日から羽闇の日常は信じられない出来事の連続へと一変する。 突如現れた祖父…

学校でいじめられていたあの頃、私に優しくしてくれた”先生”。 寄り添うように居てくれたあの人のことが、きっと私は、好きだった。 幼すぎた私が、己の本心に気づけなかったあの日、”先…

俺は、ある日妹に良く似たウサミミの少女と出逢う。名も知らぬ彼女には、とある『体質』が備わっていた。一変する生活、妹の逡巡、まさかの逆ハーレム……盛りだくさん過ぎの処女作。

耳を両手で塞いだ。まるで雷鳴が間近で轟いた様だったから。 目を思い切りつぶった。音の主たる雷がすぐ目の前に落ちたようだったから。 仕事帰り。それは俺が踏み切りで列車の通過を待って…

先祖代々祓い屋の家のひとり娘で、現在高校生の真堂みさき。 彼女には特殊な力があった。 一緒に暮らす淳と眞澄、高校の保健室の先生である誠史郎は同じ力を持っていたみさきの祖父に従い、…

大好きだった祖母、千晶（チアキ）が亡くなって四十九日が過ぎた。唐突な千晶の死に疑問を覚えていた紅（コウ）、遺品整理の際に自分宛の手紙と赤い石を発見する。 《あなたに危険が迫って…