「物騒 会話」を含む小説

金曜の午後、夏子と菜々美の些細な会話。 聞けば何やら物騒なことを話している様子。 どんな展開になるのか、ハラハラ、ドキドキの２分です。 1,000文字ちょっとの短い物語です。…

ハローハローハロー！ 私はこのサーカスの団長を務める者です。 なんとまぁ夜の底を飛び出してひっそり独立したのです！ どうぞ狂ったショーをご堪能あれ！ あなたは観客、目を離さないよ…

　土手に座ってぼんやり川を眺めている青年の元に、知人が慌てた様子で現れた。なんでも、彼らの所属する組織のリーダーが、逮捕されたそうだが、一報を聞いた青年は特に反応せずに、あること…

暗殺・拷問なんでもござれの『悪魔宰相』を父に持つミーリャは学校で『悪魔令嬢』と呼ばれていた。本当なら学校に通わなくても家業さえしていればよかったミーリャ。だけど父親に「後生だから…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

会社の飲み会の隣の席のグループが怪しい。 シャバだの、残弾なしだの、会話が物騒すぎる。刈り上げ、角刈り、丸刈り、眉毛シャキーン。 無駄にムキムキした体に、堅い言葉遣い。 反社会組…

ゴミ捨て場でにらみ合うネコとカラス、そこにはこんな物語があるのかもしれない。 注　 ・だいぶ物騒なこと言っているので残酷描写有りのセルフレイティングかけましたが別にやってない…

　深夜の住宅街を走る一台のバン、中に乗っているのは四人の青年たち。 　退屈しのぎに、彼らは会話を始める。 　カクヨムコンの短編賞に参加中です。 　『日常キリトリ線』にも収録され…

仲よしの梨沙と実希。 朝早く登校する2人の会話です。

大好きだった祖母、千晶（チアキ）が亡くなって四十九日が過ぎた。唐突な千晶の死に疑問を覚えていた紅（コウ）、遺品整理の際に自分宛の手紙と赤い石を発見する。 《あなたに危険が迫って…