「時代絵巻」を含む小説

時は戦国の世。 昨日の朋は今日の敵。 親子、兄弟、主従であろうとも裏切るのがあたりまえ。 血で血を洗う時代が日の本の国にあった。 そんななか、織田と武田の大勢力に挟まれていた所ら…

沢山の武将、公家、茶人も登場します。 織田信長に従い本能寺で討ち死にした森蘭丸。 信長の美少年の愛人としてイメージばかり先行の彼の人生と実像に迫る。 森蘭丸として伝説となる前の、…

朱霧命（アケギリ・ミコト）は、山間の小豪族、朱霧家の長女として生を受けた。 郷を背負う両親と、いずれ頭首となる弟を助けるべく、いつのまにやら剣術の名手となり、「朱霧の鬼姫」と恐れ…

歴史に残る絵詞がある。 それは鎌倉時代を描いたもので、今では重要文化財だ。 武蔵武士の残虐性を描いたと云われるこの絵巻は、誰が何の目的で為したのか。

観る者すべてを魅了する、技芸天女のいとし子・白火。 京で一番の人気を誇る柚木座の若大夫・蒼馬。 桜の花のもとで出会ったことから、すべてが始まった――。 完結してからずいぶんと…