「愛と幻」を含む小説

　瑠璃色の神鳥ソラと幼いコウタの幸せ日記。置かれた場所で精一杯生きるコウタ。溢れ出る金の魔力で今日も辺境に事件を巻き起こす。 (長編ですので、閑話からいかがですか？　登場人物が少…

第一回お題発表で「書き出しが書き出しが」と同じ言葉が繰り返された理由が綴られています。 ここに書かれた内容を信じる信じないは、読者の皆様にお任せします。

「こうするしか無かった。娘の将来を思った」 「死んでちょうだい！世界を敵にまわした男」 見下ろせば白い波が洗うリアス式海岸。人類終局の崖っぷちで雌雄を決する二人がいた。 暗雲が立…

とある画家志望の人の純愛の物語。 短編。ショートショートです。

　夢を見た。とても嫌な夢。だけど、愛していたような気がするの。

「左手だけじゃ泡立たない石鹸も右手と共にこするとぷくぷくと泡立つでしよ」 右手と左手は助け合う。そう言ってた妻はもういない。 右手と左手は僕と君のようだった。腕を失った人の幻肢痛…

其の歌は聴けば心を奪い 其の歌声は聴けば魂を奪うが 幸福の中で醒めぬ夢を永遠に見続けられる この海にはセイレーンが居る 俺はこの言い伝えもセイレーンも好きではない 綺麗事も…