「兜 勇者」を含む小説

ぼくは「みかん」。頭には兜代わりの鍋をかぶり、手には鍋のふたを盾代わりに、武器はとげがついている木の枝と、お玉と、果物ナイフ。標準の布の服と、布のズボン。布の靴。これでも勇者だ。…

魔王討伐を目指す勇者一行。 しかし、彼らには魔王を討伐するための戦力が不足していた。 あるとき、魔法の兜の話を聞く。 その兜は装備した者の能力を飛躍的に向上させ、持ち主の命を守り…

魔王討伐の冒険を行っていた勇者クレオンと一行は、長い旅路の末ついに果ての魔境へと到達する。迎え撃つは魔王。激しい剣戟と魔法の打ち合いの末、勇者たちは勝利を手にする。しかし、魔王の…

水を刃に変える異能〈冷刃（エツナブ）〉でバトルする物語。 バーツは、人を一見しただけで信用できる人物か否かを見抜く力を大事にしてきた。それは幼い頃の悲しい体験がきっかけ。古風な…

「エイガ。悪いが、パーティを抜けてくれ。これは、リーファやユニとも話し合った結果だ」 「……なんだと？」 　レオンの言葉を受けて、俺は耳を疑った。 「お前の実力では、もう俺た…

異世界に行ってもGMだったので、無敵の力で秩序の違反者【チート勇者】を取り締まることにした超真面目な男の超ライトな物語。 ストーリーなど気にせずに、頭を空っぽにして読んで笑って欲…

女にフラれて自暴自棄になっていた光野の前に、ある夜、ローブ姿の謎の女が現れる。女は光野のことを勇者と呼び、立派な兜を差し出しこう言った。 「これをかぶれば異世界への道が開かれる…