「仮面の王女」を含む小説

500年前、世界を裏から支配する最強の黒幕――俺。 虚数の力で戦争を制し、裏組織『ナウル』と商会『カンパニー』を駆使して世界を手中に収めた。 だが、400年の悠々自適な生活で、ふ…

百年続く平和な王国——エルミナ王国。その第一王女リディア・エルミナは、優雅で気品に満ちた“完璧な姫君”として国民に愛されていた。だが、その素顔を知る者は、ほとんどいない。 「ち…

　「物語のキャラクター」が作者の筋書きにあらがい、ストーリーを強引に変えたいと願うときがある。例えば「死ぬ予定だったヒロインを救いたい」、「全滅エンドをまぬがれたい」と。 　そん…

ドゥセテラ王国は、美しい王女を各国に嫁がせることで外交関係を結び、自国の影響力を広げる外交戦略を取っていた。 そんなドゥセテラに、大国カラスカス帝国皇帝は、一番美しい王女を娶りた…

魔力が強いはずの見た目に生まれた王女リーゼロッテ。 それにも拘わらず、魔力の片鱗すらみえないリーゼロッテは家族中から疎まれ、ある日辺境伯との結婚を決められる。 自分のあざを隠す…

二人の王女の運命は、他国へと嫁ぐ時に動き出す。 一人は華やかな未来を夢見て、自分が幸福になると信じきり、絶対的な自信を胸に自らの夢のため、進んで動き出す。 もう一人は、過去の…