ドゥセテラ王国には、腹違いの四人の王女がいます。
これまでも王女による政略結婚によって外交戦略を行ってきた、ドゥセテラ王国。
そこへ大国カラスカス帝国皇帝が「一番美しい王女を娶りたい」と言ってきました。
四人の王女の父親である国王は、国で一番美しい、と密かに噂されていた末の第四王女ブルーベルを指名します。
他の王女たちもいる前で、これは無神経な指名。
国でだれが一番美しいか、でさっそく争いが始まってしまいます。
気性の激しい上の三人の王女たちは、後ろ盾となるそれぞれの母親も含めて、熾烈な争いをはじめます。
こんな申し出をしてくる皇帝に嫁いで幸せになれるか? などは二の次。
国で一番美しいから選ばれた、ということが重要なのです。
心優しい末の第四王女ブルーベルは、こんな争いに巻き込まれたくはなかったでしょう。
母を早くに失い、一人離宮で暮らしていたブルーベルには、頼りになる後ろ盾もいません。
そんなブルーベルに事故が……
冒頭から波乱の予感で、引きつけられるストーリーが素晴らしいです。
ついつい、続きを読まずにいられなくなるお話。
ぜひ、おすすめします!