「付喪神 ハッピーエンド」を含む小説

四方を海に囲まれた国・花綵。 長らく閉じられていた国は動乱を経て開かれ、新しき時代を迎えていた。 特権を持つ名家はそれぞれに異能を持ち、特に帝に仕える四つの家は『四家』と称され畏…

本作の主人公は人の心と体を持つ原動機付自転車！ ・あらすじ 原動機付自転車の僕は、持ち主のご主人を乗せ春のツーリングへ出掛けようとしてた。 しかし突然得体の知れない光に包ま…

人間国宝と言われ機械加工の職人の間で 加工の神もしくはマニシングマイスターと 言われた鋼順次は死ぬ間際この技術を誰かに 伝えたかったと思うと夢枕に白い衣着た老人が 現れてその願い…

　難病でなくなってしまった太郎君。両親に御礼を言えなかった彼は、心残りを解消すべく付喪神な熊のぬいぐるみの協力をへて、自宅で両親が帰ってくるのを待った。 　しかし、現れた両親の…

大富豪にして京都の名家。 その言葉だけがひとり歩きし、次の当主と目される女子高生、枢木明日夏が遭遇した十七歳の秋の思い出が酷すぎる。 両親は安定の離婚寸前も酷いが、もっと酷いの…

四辻の中央に建つ古道具屋、四辻堂。 そこでは物憂げな店主とかわいい弟子が古物と因果を商っている。