「一人称 冬」を含む小説

まほらぎ市に住む主人公【森咲 杜鷹】は、萬屋赤葉の事件帳という推理作品が好きな２０代半ばのサラリーマン。 杜鷹と同様、萬屋赤葉が好きな同僚の雪護喜冬と【劇場版アニメ 萬屋赤葉の事…

とあるクリぼっちから見たクリスマス・イブのお話。 ※投げ銭アプリなどでの使用OK。 ※作者名は明記（厳守）。 ※アーカイブにする場合、リンクを貼り付けてください。

目を閉じるときに見える悲しい光は、いつも私をさらっていった。 五つの命を生きてきた猫は、何度も別れと寒さの中を生き抜き、そのたび光に導かれて消えていった。 けれど六度目の冬、傷…

ある日突然、差出人不明のからくり箱が届いた。 ヒノキの香りがする、美しく仕立てられた木箱。 封筒には、自信の名前だけが丁寧な文字で書かれている。差出人は不明。 軽い好奇心で仕掛け…

派手なイベントはいらない。 ただ隣を歩くだけで、今日がすこし好きになる。 雨上がりの川沿い、夏祭りの帰り道、 落ち葉を蹴る放課後、白い息が重なる冬の朝―― 一歩ずつ重なっていく…

この物語はバックナンバーさんの西藤公園を元につくりました。 というか、この曲を聞きながら僕が見たイメージ（世界）そのものです。 もし　これを読んで良いなって感じていただけたな…

山間の女子修道院。自給のために修道蜂蜜（monastic honey）と蜜蝋製品（ロウソク/軟膏）を作っている。 養蜂担当のシスター・セラ（誓願済）と、見習いのノア（未誓願）は、…

声優オタクの高校生、椚木（くぬぎ）はアイドル声優である『るみたん』こと藤枝瑠観子（ふじえだるみこ）のことを心の底から推していた。 毎週金曜の夜に放送しているラジオは、リアタイする…

＜アーム末端　凍障を確認＞

齢400を越えるハイエルフの小さき天才魔術師マナ・アスターはある日森で、古に絶滅したはずの幻魔族の赤子ダイナを拾い、ひょんなことから弟子として育てる事に。 初めは自分が子育てなど…

「ゲェ、私の負けかぁ」 「イエーイ、勝ちー！」 「じゃあ約束通り、ちゃんと津島君に告白してよね」 「……わかったわよ」 　――！ 　とある昼休み。 　図書室に向かう途中、人気の…

　創作に出てくるような人間らしいAIに憧れて情報系大学に進んだ鳴海瑠菜（なるみるな）。しかし、その分野を知れば知るほど現実のAIの実態を認識してしまい、創作上のAIを実現すること…

【お知らせ】 「闇の龍神様と癒しの神子」(※タイトル変更の可能性あり)がスターツ文庫様より2026年1月刊行予定です。 ※序盤、一部キャラ周辺にて胸糞展開ありますのでご注意下さ…

　記録的な大雪が降った四月の夜に失恋したうら若き乙女が、親友に促され、東京から長野へと帰郷した際に起きた奇跡的かつ運命的な邂逅を、リリカル＆ノスタルジックに描いた「忘れ花火」 …

冬の夜。 風の強い河川敷に向けてベランダからマッチを投げる。何度投げると火がついて徐々に広がっていく炎をぼんやり眺める。 それが楽しみだった。 火に取り憑かれた男の生涯。 …

紺天ノ國、そこは生まれながらに持つ鍵で魔力量が決まる國。 そして突然バイアスデルという謎の敵組織に襲われ、混乱状態に陥っていた。 突然現れた謎の組織に対抗するべくこの國の権力者で…

　本気の信者がいないミッション系高校の同好会。地元教会の型破りな司祭。気まぐれ店主の皿うどん屋台。 　そして、自由奔放な銀髪の少女。 　あの冬の思い出を想起するにつけ、私は首を傾…

熱が出て学校を休んだ小学校の頃の”わたし”は窓から見える工事現場と交通誘導をうつらうつらしながら眺めていた。その時の微睡ながらの空想はなぜか大人になってからも印象に残り続けた。大…

一人称練習中です。 冬のカクヨム短編コンまで連載しようかな？🤔