概要
幼い頃、病気でお休みしていた私の寝室から見えたのは道路工事だった
熱が出て学校を休んだ小学校の頃の”わたし”は窓から見える工事現場と交通誘導をうつらうつらしながら眺めていた。その時の微睡ながらの空想はなぜか大人になってからも印象に残り続けた。大人になったある冬の日、その空想の続きのような光景を現実に見るのだった。
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- ★★★ Excellent!!!空想の翼を自由に広げて
子ども時代のクリエイティブな空想力、覚えていますか?
この掌編は児童の自由な想像力をテーマとした作品であり、文章の一つ一つが素朴で心温まる優しさに満ちています。大人でも思わずハッとさせられる子どもの優れた着眼点とそこから導き出される予想外に微笑ましい結論ときたら! 子どもと接していると逆に驚かされてしまうことも多いもの。そうした新鮮だけど どこか懐かしい発見こそが教育や育児のだいご味なのかもしれませんね。
構成もしっかりしており、きっちりとオチがついている点もお見事です。
子ども好きな方、もしくは子ども時代の自由さに思いを馳せたい貴方へ、おススメです!