気が付けば、読者のわたしも一緒に窓の外を眺めていました。

子ども時代に誰もが通る道。

出だしから引き込まれ、自分が子どもだった頃を気が付けば思い描いていました。

読み進めるうちに、うんうんそう思います、と頷いていました。
懐かしさが胸いっぱいに広がって来て、まるで自分もその場所にいたかのような気持ちになります。

すると、窓の外を眺める作者様が見ていたのは、交通誘導の方のアレでした。

ラストはまるで謎解きのようですが、作者様の空想はとってもかわいくてそれが答えでもいいかも、と。

小学生時代を思い出しました。

素敵な作品です。
ありがとうございました。