「さかしま」を含む小説

　ベストセラー作家にもなった笠井（かさい）雅親（まさちか）は神経質と言われる性格で、毎日同じように過ごしている。気になるのはティーポットで紅茶を入れるときにどうしても二杯分入って…

オカルト好きの友人逆島（さかしま）に誘われた「私」は山奥で、幽霊の歌声を聴く。 お題『幽霊ラジオ』で書きました。多分幽霊です。

薬局を営む天涯孤独の少女・ミンはある日、神を自称する謎の男から求婚される。 男の策略によって帰るに帰れない状況に置かれたミンは、仕方なく男の住まいに身を寄せることに。 生活をとも…

オリジナルの詩です

オリジナルの詩です この世の全ての母へおかえりなさい

同級生の東雲さんが、溺死したらしい。 慌てた様子の母がそう言った。

俺だけが正しく世界を認識しているし、俺以外の人間はバカだし、俺には何もできない。 この世界は全部ぐちゃぐちゃだ。 半分ぐらい私小説

友人が亡くなった.――海に撒かれた/仏壇になった/AIによって再現復活された/そんなものははじめから居なかった シジュウカラが啼く.僕は死ぬ.シジュウカラは生きる.

クラスにいる目立たない男の子に「運命」を感じたわたしは、まわりに気づかれぬようアプローチを始める。 だがやっと親しくなるきっかけをつかんだ直後、思わぬ「恋敵」がわたしの前に現れる…

こんにちは、作者のすみれです。 前回の「日溜まりの君」が終わった後、私はちょっとエグい百合作品を書いてようと思って今回の「逆しま」を描き始めました。