「戦記 架空戦記」を含む小説

かつて存在した海上帝国・オークィンズはいかにして発生し、栄え、滅びていったのか。 軍事・地理・芸術を足掛かりに封じられた歴史を紐解く大作。 ―――――――――― …

加賀百万石を築いた前田利家と、秀吉の命により非業の死を遂げた佐々成政。 史実に名を残した武将に転生した二人の男。 利家はまったく歴史を知らない元ヤンで、戦国乱世でも『正史』通り真…

内界、グーテルム大陸。そこでは大国同士の戦争が勃発していた。 ある国の兵士は、戦場に焦がれ戦場の鬼となり。 ある国の皇女は、戦場で己の居場所を求め。 ある国の奴隷は、その戦争で自…

昔よくあった架空戦記です。 時代考証が面倒なので「夢」仕立てにしていますが、あまり荒唐無稽にならない様に努めます。 まあ後出しじゃんけんなので、当然御都合主義ですが。 あったかも…

東アジアを巻き込んだ戦争の後、人工知能と最先端ロボット技術が社会の根幹を支える様になった日本。或る時を境に周辺地域を巻き込んで未知の異世界へと転移したその先で、予想もしない様な大…

フォルスカ地上軍退役装甲兵大尉、タディウス・ヴィゼンツキ。 かつて、一人の少年兵として《汎惑星大戦》に参加したその老人は、ある出来事をきっかけとして大戦の記憶を回顧し、記し始めた…

「エミリア・ミュレーズ！　お前との婚約破棄が決まった！」 　それは、関係者が予想していた中でも最悪の類のものが的中した瞬間であった。 　中央世界暦1655年8月、アズーリア帝国首…

自作『大日本帝国必勝論』の戦後を一話完結方式でポンポン投稿しています。 大日本帝国必勝論はこちらから↓ https://kakuyomu.jp/works/1681733065…

時は太平洋戦争末期の1944年11月20日、日本領の硫黄島から南にある火山島、「尉樹羅島」を大日本帝国陸軍第７師団に所属する「独立混成第44連隊」が守備していた。 連隊を指揮する…

　太平洋戦争。 　ミッドウェーでも、マリアナでも負け、志那での攻勢も限界が近づく。 　そのような中で───日本軍を指揮する将軍は何を思うか、二人の将軍は何を話し、どう未来を見るのか

私は思念生命体、この銀河は狙われている。」 　西暦20xx年某日、アンドロメダ銀河より地球へ亡命した宇宙人、思念生命体はある地球人の体に憑依した。 　アンドロメダ銀河全域をつ…

岩国及び周辺地域を舞台とした、近しい世界での戦記物語。 この物語は、2021年10月のある日の夜、シベリアのとある村にて発生した謎の事件を発端に、人類の存続を脅かす機械生命体に…

　２０世紀、それは世界が最も燃えていた時期。そんな世界を静かに見つめる、とある大国がいた。その名はアメリカ合衆国、イギリスから独立し、己の信念を貫き続けた超大国。その国はモンロー…

　ある日、架空戦記『リトルボーイ・ファットマン・ヴァンパイアガール』の熱心な読者である少女はネットカフェに行く途中で、通り魔に包丁で内蔵を抉り出され、苦痛とともに意識を失う。 　…

あなたがパイナップルを食べている時、パイナップルもまたあなたを食べているのだ。

2012年の総選挙を機に勢力を拡大した新興政党の影響により、自衛隊の大規模な拡張を行った日本国とその周辺地域は、未知の異世界へと転移した。 魔法が文明の根幹を成し、神話上の生物が…

乱が始まり、鬼が生まれる。 藤丘朝が天下を一統して三十年余。二代目の帝の治政には早くも翳りが見え始めつつあった。 禁軍第五軍大将の子、上社信守は寡黙で朴訥ながら、勤勉実直なそ…

1944年6月6日、連合国が日本列島に上陸。血みどろと泥濘の戦いを経て、天皇は国民に降伏受諾通告した･･････ それから16年。地球は3つの世界に分かたれた。 1960年。…

1945年８月12日、日本は広島・長崎に次ぐ木更津への核兵器投下とソ連軍の侵攻により降伏した。日本はソ連による東北進駐と、戦勝国間の交渉の結果、事実上の分断国家『日本連邦共和国』…

　ときに西暦１８５３年、江戸湾に黒船が来航したが、征夷大将軍徳川家定は余裕綽々としていた。江戸城に幕閣を集め、「大和に迎撃させよ！」と命令した。 　アメリカ合衆国のペリー提督が…