「短編ホラー小説」を含む小説

　『おきつね様』というこの辺りを見守ってくれている神様を喚び出すこっくりさんの真似事をしていたところ、マリア様と呼ばれている少女が乱入してきて、傘で十円玉に穴を空け、儀式は終わっ…

大好きだった姉から突如として冷酷に扱われるようになり戸惑い傷つく少年・日村曜。ある秋雨の夜、曜は近所の公園で家にも帰らず物憂げにする不思議な少女・雨宮来海と出会う。姉と同じ年齢、…

直道は本当にいい子に育ちました。 「許すこと」を息子に説いてきた母の、「許すこと」についてのお話。

こちら4/1第六回TAMAコミから配布開始しています、 書籍名：聚合怪談　幽のサンプルテキストです。 前作からナンバリングは続いていますが、ショートショートのため読み切りとなって…

シングル【single】 一つ。 一人。

私の時はバスの中でした

今日の私はどうもおかしい。疲労が溜まったこの体を何とか前へと運ぶ。先の見えないどこかへ私は歩き続けることにした。

金曜日の帰り道、私は必ず本屋に立ち寄る。いつもなら行かないはずの古い書店に入ったある日、私は彼女と出会った。その日から私の平穏な暮らしは少しずつ変化していった……

目が覚めると、眼前に広がるのは果てしない大海原。 ゆっくりと訪れる死の恐怖に、藻掻き苦しむことしかできない貴方は、存在しない生の可能性に縋りつく。

あらすじ　 都会の大学に進学し、一人暮らしを始めた『岡林』。彼には最近悩んでいることがあった… Discordサーバー『作業者の社交場』メンバー６人がリレー形式で書き上げたサイ…

「──私の金糸雀（カナリア）を見かけませんでしたか？」 黒い鳥籠を持つ喪服のようなドレスを着た美しい女性──籠宮曜子（かごみやようこ）に公園で声をかけられた佐々木秀司（ささきし…

悪質な荒らしは多くのコミュニティを追い出された末に、たどり着いた掲示板をまた荒らす。 短編ホラー小説です。ホラーですが怖さは控えめです。 なお作中の人物の使う言葉が現実の荒ら…

筆者が実際に体験した話を公開しています。 実話と謳っているわりに、話の内容を少し脚色しています。

　スマホのメッセージアプリに知らない人からメッセージが入ってきた。 『明日、会える？』・・・

引退を考えているやくざの國木が幼なじみの親友に見せられたスマホのアプリ。それはＡＩで〈敵〉を判定して教えてくれるという。さっそくためしてみると、通りすがりのあの男は〈敵〉だと判定…

この地域で1番の"理想の家族" そんな家族を壊すかのように、由美子のもとへ 誰かからある写真が送られてくる。 理想の家族を守るため、彼女がとった行動とは。

ギャンブルで文無しになった慶応大学卒、雄二郎の前に謎の美少女、絵里と出会う。雄二郎はプライドの高さ故、絵里にウソをついたことがキッカケで、彼女から「恋人になってください」と告げら…

　少女は、十四才の誕生日を目前にして、キッチンで動画を撮影した。 ※ カクヨムWeb小説短編賞2022応募作品です。