「カクヨム短編」を含む小説

その離島には独特な取り決めがあった。 犬を飼ってはいけないというのだ。 もし、隠れて飼っていたら、村八分になってしまうという。

　不思議かもしれないけど、そうとも言い切れない――そんな体験をした方は多いのでは？　これはそんなお話。 　一話完結。すぐに読める短編集です。 　ちょっとした空き時間に暇つぶしにで…

春時雨(はるしぐれ)…春、晴れていたのに雨が降ったり、一時的にやんだりするような通り雨のこと。 告白したい「彼女」と不器用な優しさをもつ「彼」の春の物語。

　元カノが幽霊のフリをして僕の部屋に住み着いている。

＊【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語への投稿作品です。

【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語、参加作品です。 卒業が間近に迫った高校三年生の春。 急いでいた私に声をかけたのは、果たして人だったのか。 ※体験談です。

ある日、私にM警察から電話が掛かって来た。 犬に襲われた件で話が聞きたいから来て下さい、との事だった。 面倒な事は早く済ませたいので私とおいたんはその日の内にM警察に行く。 しか…

　火葬場にて、ほんの束の間に紡がれる物語—— 　公式自主企画参加作品です。

暗い部屋に一人、ぽつんと男が立っている。 何も見えない、何も聞こえない部屋で脱出を試みるが――。 真実を求めて歩き続ける、闇の中の孤独な旅。あなたは耐えられますか？

高校一年生　色鳥（いろどり）　織（しき）は幼馴染兼先輩である　孝一（こういち）、結衣（ゆい）　と共に、肝試しに向かっていた。 待ち受ける、殺意と想いに気付かず。

〈一行あらすじ〉 お腹が空いたのでトマト（意味深）を求めて戦うお話です！ 「面白い」や「良かった」と思ってくださりましたら、 ぜひともフォロー、♡や☆もよろしくです！ その一つ…

それは、他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情のことである。 （wikipediaより一部引用） ※震災の描写が有りま…

夜が好きな僕が月を見て感じたこととは

小学生の頃、授業をサボって、こっくりさんをやっていたときの話。 ※怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語参加作

ウサギと亀の威信をかけた徒競走。お祭り騒ぎする周囲をよそに、スタートの合図を待つ彼らの会話は怪しい方向へ……。 スタートラインの前で交わされる、ぐだぐだの会話をお楽しみください。…

海くんの心はずっと一人に囚われたまま。 私のことも見えないで。 忘れてくれたらな、なんて、最低かな。

順風満帆な人生を送ってきた春樹は、ある日、誤って女子トイレに入ってしまった。 それは、うっかりから来たミスであった。 しかし、人間関係というのは残酷なもので、1度の失敗で、春樹は…

僕は自分の顔を探す。 もう見当たらなくなってしまった。 見当たらないうちに、もうどこにあったかも忘れてしまった。僕は何者だ。 何を求めているのか。

「君が私の話を聞きたいとかいう物好きかい」 男は幼馴染の子供について語る。 蛹となり第二次性徴を迎える前の、まだ性別のない幼馴染は男になることを望んでいた。 しかし親は女系の家…

魔法はあるけど、英語やプログラミングみたいなあったら便利な技能扱い、妖怪もいるけど、以前より弱々しく、正体不明の怪異ばかりが広まった現代日本。魔女や狩人、普通の人たちが豆だぬきや…